内容説明
幼少期をオウム真理教で過ごし、小学校も卒業できていない元教祖の娘は、努力を重ね3つの大学に合格。しかし、いずれの大学からも入学を拒否された。
目次
第1章 松本家の子どもたち(それでも親を思う気持ちは変わらない 松本麗華;茨城県旭村長男「連れ去り」事件の真相 松本麗華 ほか)
第2章 大学入学拒否事件(わたしにとって衝撃だった大学入学拒否事件 松本麗華;和光大学入学拒否事件 裁判傍聴レポート(1) 編集部 ほか)
第3章 父の裁判、そして執行(元教祖の娘たちが語った獄中での父の姿 松本宇未/麗華;実の娘から見た面会室での父・松本智津夫 松本麗華 ほか)
第4章 「加害者家族」として生きる(鈴木邦男先生が逝ってしまった喪失感 松本麗華;鈴木邦男先生への手紙 松本麗華 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
a.i
6
★★★父親に関する記述についてはどうしても受容しきれない部分があったけれど、初めて知ることも多く、麗華さんの苦悩や血のにじむような努力が伝わってきた。 誤植多数でちょっと残念。 ちなみに内容とは関係ないが死刑執行日は私の誕生日で、2018年のその日かなり衝撃を受けたので、あれから毎年思い出している。たぶん一生忘れないと思う。2025/11/28
LUCKY
2
加害者家族は加害者ではない。 国から拒否されるって、どんな絶望感だろう。 松本麗華さんを支えてくれる人がいてくれて本当に良かった。2025/10/16
y
1
何か事件が起こった時に犯人が成人にも関わらず親を取材するマスコミって何なんだろうと思っていたけれど、親が犯罪者の子どもは想像を絶する辛い境遇になるのだということが、本書を読んで改めて感じました。2025/12/14
borracho
1
10年前の前著の時は松本麗華さんの個人的な生活ぶりが伺えて不憫さが前に出てきたのだけど、秋葉原事件、和歌山カレー事件の加害者家族の顛末を知り、改めて考えさせられた。普通の人は、加害者家族には罪はないという意識はありながらも、近い場所で生活されるのは忌避したい、と思うだろうし、それが自治体や、企業や社会生活が入ってくると、やはりそこには「差別」と呼ぶべき状況が起きてしまうのですねぇ。なかなか日本では、「個人」と「家」というのは切り離して考え、あるいは感じられないのも事実です。2025/11/22
triple_port
1
誰もが犯罪者はおろか家族から犯罪者を出したいとは思わないものの、その苦悩は想像を絶すると思う。まして、戦後最大の事件の首謀者の家族なら、どう生きていけば良いか、社会にどのように向き合わねばならないか、非常に悩むと思う。簡単に罪を憎んで人を憎まず、とも言い切れないだろうし、社会がどのように受け入れるか、難しい問題と思う。2025/11/16




