40年目の真実―日石・土田爆弾事件

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904795101
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C0036

内容説明

1971年10月、都内日石ビル地下の郵便局で小包が爆発し、郵便局員が負傷した。また同年12月、土田国保・警視庁警務部長宅で小包が爆発。夫人が死亡、四男が負傷した。大捜査の結果、別件逮捕された容疑者たちは次々と自白し、合計18名もが起訴された。被告人は最長で10年近くも拘置され、求刑の最高は死刑だった。最終的にはほぼ全員が無罪となり、冤罪が明らかになったが、その実態は「灰色無罪」であった。戦後の歴史に残る日石・土田・ピース缶冤罪事件である。事件から40年、闇に葬られたかに見えた真相が、本書によって初めて明らかになった。本書は、隠された権力犯罪を暴き、告発するために書かれたものである。

目次

第1部 日石・土田爆弾事件(日石・土田事件とは何だったのか;日石・土田爆弾事件への道/RG隊の発足;日石・土田爆弾事件/RG隊の闘争;土田以後/RG隊解散命令;戦旗・共産同の「30」隊;日向はなぜウラ部隊を作ったのか;中核派も真相を知る)
第2部 日石・土田冤罪事件(警察はなぜはずしたのか;警察はなぜデッチあげたのか;警察の責任;検察の責任;裁判所の責任;マスコミの責任;なぜ開けたのか;ピース缶爆弾事件)
第3部 40年の時を経て(RG隊長の思い;ネガティブ・リアクション/ポジティブ・リアクション)
第4部 資料編

著者等紹介

中島修[ナカジマオサム]
北九州市生まれ。慶応大学中退。大学では学生運動に明け暮れる。その後、英語雑誌編集、翻訳、フリージャーナリストを経て、10年間、翻訳会社経営。それ以降は、自他共に認める遊び人。世界をめざす旅人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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