内容説明
出口の見えない隣国との歴史問題、日本の植民地支配は何を残していったのか。予想外の実態に韓国で発禁処分の書、本邦初公開!
目次
第1章 日本の植民地統治を再評価する(親日行為と植民地統治;二面性―開発と搾取;併合前の悲劇・戦時の惨禍)
第2章 近代日本が朝鮮にもたらしたもの(評価される甲午改革;朝鮮工業化の始まり;人口推移から見えてくるもの)
第3章 ヨーロッパによる植民地統治の実態(植民地における経済発展の条件;「機構仮説」が示唆するもの;抽出か?定着か?植民者の選択;財産権の保護と経済発展;定着を選んだ日本人)
第4章 日本の遺産を活かした韓国(朝鮮総督府官僚の貢献;法体系の大転換;社会を一つにした鉄道;朴正煕が目指したもの)
第5章 運命を受容する(過去に向き合う。韓国、北朝鮮、そして日本;韓国人が日本人に伝えるべきこと)
著者等紹介
卜鉅一[ポクコイル]
ソウル大学経済学部卒業。中小企業銀行等を経て、1987年、長編小説『碑銘を求めて』で文壇に登場。現在、小説家、詩人、評論家として活躍
堤一直[ツツミカズナオ]
2008年、上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科国際関係論専攻修士課程修了。2016年、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科東アジア国際経済論専攻博士課程修了。北朝鮮の鉄鋼業に関する博士論文を執筆し、学術博士号取得。主な研究分野は北東アジア経営史。現在、桜美林大学北東アジア総合研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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