目次
1 ミリ波の基礎
2 レーダの基礎
3 ミリ波レーダ
4 車載用ミリ波レーダ
5 高圧送電線検知技術
6 見守りセンサ技術
7 生体情報監視技術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
makio37
8
異動を機に3年半ぶりに再読。誤字が多くあまり信用できないと分かっていたため、本書内の用語をネットで調べる形で学習。ミリ波レーダの方式をパルスレーダ、FMCWレーダ、高速チャープ(FCM)方式に分ける。パルスは距離は送受信号の時間差から、速度は周波数から求め、高速クロック要だが距離精度優位。FMCWは距離・速度ともにビート周波数から求め、高速クロック不要だが上り下りの周波数ペアリングが必要。FCMは上りのみのチャープを高速に繰り返し、FFTを2回行うことで距離はビート周波数から、速度は位相差から検出する。2023/09/16
makio37
6
ミリ波レーダを扱った本はあまり無いので貴重である。だからこそ、記述間違いの多さが非常に残念。本書の信頼度と読者のやる気を著しく低下させていると思う。とは言え、初心者にとって学べる部分は少なくない。例えば、表面粗さによって入射角に対するレーダ断面積(アンテナの方向に電波を反射させる能力の尺度)の依存性が大きく異なる、というのは発見だった。また、各種車両をその受信信号の特徴量から識別でき、かつ使用する帯域幅によってそれらの信号の見え方が異なることを示す実例は分かりやすく、参考になった。2020/04/25
miura
0
お風呂やトイレなどカメラでは入っていけない領域に入れるレーダはこれから需要があると感じた。2020/01/12
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- 和書
- ありがとう愛・地球博