痛みと感情のイギリス史

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  • サイズ B6判/ページ数 363p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784904575598
  • NDC分類 233.05
  • Cコード C0022

出版社内容情報

【目次】
無痛症の苦しみ(伊東剛史)
Ⅰ 神経――医学レジームによる痛みの定義(高林陽展)
Ⅱ 救済――一九世紀における物乞いの痛み(金澤周作)
Ⅲ 情念――プロテスタント殉教ナラティヴと身体(那須敬)
Ⅳ 試練――宗教改革期における霊的病と痛み(後藤はる美)
Ⅴ 感性――一八世紀虐待訴訟における挑発と激昂のはざま(赤松淳子)
Ⅵ 観察――ダーウィンとゾウの涙(伊東剛史)
ラットの共感?(後藤はる美)
痛みと感情の歴史学(伊東剛史・後藤はる美)

【編者紹介】
伊東剛史(いとう・たかし)
ロンドン大学 Ph.D. 東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。単著に、London Zoo and the Victorians, 1828-1859, Woodbridge: Boydell / Royal Historical Society, 2014. 共著として、『ヨーロッパ史講義』(近藤和彦編、山川出版社、2015年)、Animal cities: beastly urban histories (ed. Peter Atkins) Farnham: Ashgate, 2012. がある。

後藤はる美(ごとう・はるみ)
ケンブリッジ大学 Ph.D. 東洋大学文学部講師。共著に『礫岩のようなヨーロッパ』(古谷大輔、近藤和彦編、山川出版社、2016年)、『ヨーロッパ史講義』(近藤和彦編、山川出版社、2015年)。論文として、「一七世紀イングランド北部における法廷と地域秩序 国教忌避者訴追をめぐって」『史学雑誌』第121編第10号(2012年)がある。

▲本書編者によるfacebook 特設ページはこちら 『痛みと感情のイギリス史』

【PDF】訂正情報(2017年4月21日現在)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shi 2

5
歴史学論文集。主題は感情史、精神史。『痛み』に焦点を当て、身体・感情・霊魂的『痛み』について、公的史料や個人の手記、当時の研究書を一次史料として、断片的ナラティブを再構築していく。手法的には歴史社会学、社会史、民衆史の流れを組む。巻末にあるが、統一的パラダイムへの批判は、研究分野の細分化を生む。すると、テクストを慎重に読み糸を紡ぎ直すような、精緻な研究が求められる。しかし、それゆえに個別事象の歴史的意義が見えにくくなるので、ミクロ事象をマクロ事象の中にどのように位置づけるかが研究手法的な難しさだろう。2023/03/31

毒モナカジャンボ

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1980年代、文化人類学などからの学際的な方法論上の影響を受けて始まった〈新しい歴史学〉における感情史の一つ。痛みに注目してイギリス史を見ていくわけだが本当に大変な営みで、どのように痛みを定義するか、表象するか、共有するか(あるいは共有可能なのか)といったことから、痛みの意味づけや痛みの法的地位といったことまで目まぐるしく移り変わる。歴史学において大きな物語の形成へ固執する意味があまりわからなかったが、どれも非常に面白い論点。ニューロヒストリーという概念があるのを初めて知った。歴史学の再編成が起きている。2019/09/04

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