出版社内容情報
【目次】
無痛症の苦しみ(伊東剛史)
Ⅰ 神経――医学レジームによる痛みの定義(高林陽展)
Ⅱ 救済――一九世紀における物乞いの痛み(金澤周作)
Ⅲ 情念――プロテスタント殉教ナラティヴと身体(那須敬)
Ⅳ 試練――宗教改革期における霊的病と痛み(後藤はる美)
Ⅴ 感性――一八世紀虐待訴訟における挑発と激昂のはざま(赤松淳子)
Ⅵ 観察――ダーウィンとゾウの涙(伊東剛史)
ラットの共感?(後藤はる美)
痛みと感情の歴史学(伊東剛史・後藤はる美)
【編者紹介】
伊東剛史(いとう・たかし)
ロンドン大学 Ph.D. 東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。単著に、London Zoo and the Victorians, 1828-1859, Woodbridge: Boydell / Royal Historical Society, 2014. 共著として、『ヨーロッパ史講義』(近藤和彦編、山川出版社、2015年)、Animal cities: beastly urban histories (ed. Peter Atkins) Farnham: Ashgate, 2012. がある。
後藤はる美(ごとう・はるみ)
ケンブリッジ大学 Ph.D. 東洋大学文学部講師。共著に『礫岩のようなヨーロッパ』(古谷大輔、近藤和彦編、山川出版社、2016年)、『ヨーロッパ史講義』(近藤和彦編、山川出版社、2015年)。論文として、「一七世紀イングランド北部における法廷と地域秩序 国教忌避者訴追をめぐって」『史学雑誌』第121編第10号(2012年)がある。
▲本書編者によるfacebook 特設ページはこちら 『痛みと感情のイギリス史』
【PDF】訂正情報(2017年4月21日現在)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shi 2
毒モナカジャンボ
-
- 和書
- 経済政策原理 (3訂版)