内容説明
四万十川流域に生きる若い男女と端島に生まれ育った初老の男女が繰りひろげる過去と現在にわたる愛の往還物語。家族への思いを確かめるため五島巡礼の旅に出た主人公が邂逅する大いなる慈愛の物語、他を収録。軍艦島・五島列島教会群をめぐる真摯な愛の物語。
著者等紹介
寺井順一［テライジュンイチ］
１９５４年佐賀県生まれ。早稲田大学卒業後、大蔵省（財務省）に勤務。現在、財務省財務総合政策研究所上席客員研究員、長崎ウエスレヤン大学経済政策学科兼任講師。２０１３年小説集『夜明けのオーパス・ワン』（長崎新聞社）で長崎県文学特別賞を受賞。２０１４年世界遺産登録支援ミュージカル「赤い花の記憶―天主堂物語」（小川内清孝作）に出演（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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