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内容説明
本書は、ADHDをもつ子どもたちに、自尊心とやる気、落ち着きを与える包括的援助プログラム「サマートリートメントプログラム(STP)」のすべてがわかる手引きです。STPとは、全米各地で毎夏に行われているADHDのある子どもたちへの援助プログラム。夏休みの数週間を用いて、集中的に援助を行うことで、症状の改善を図ってゆきます。くるめSTPは、この米国のプログラムをもとに、日本の事情に合わせて全面的に改変がなされたものです。特別支援に関心のある教員、行動療法やSST、発達障害に関心のある児童精神科医、小児科医、心理職、研究者など多くの方に手にとってもらいたい1冊です。
目次
1部 概論(くるめSTPの必要性;くるめSTPの理念 ほか)
2部 主要システム(ポイントシステムの概要;ポイントシステムの実施 ほか)
3部 実際の一日(登校;朝の会 ほか)
4部 まとめ(保護者・参加者の声;今後の展望(おわりに))
著者等紹介
山下裕史朗[ヤマシタユウシロウ]
久留米大学大学院医学研究科卒業(1987)、医学博士。米国Baylor医科大学リサーチフェロー(1990~1993)、米国ニューヨーク州立バッファロー校でSTP研修(2003)。現在は、久留米大学小児科准教授
向笠章子[ムカサアキコ]
久留大学心理学研究科後期博士課程単位取得満期退学(2006)、臨床心理士。聖マリア病院心理療法科、北筑後教育事務所スーパーバイザー、スクールカウンセラー、NPO法人くるめSTP代表理事なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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