内容説明
弁護士に弱みを見せるな。弁護士のアタマの中がよくわかる。弁護士の交渉過程がリアルにわかる。
目次
初めての刑事事件―わいせつ図画頒布罪
北海道迷惑行為防止条例違反被疑事件
大麻取締法違反被告事件―みいちゃん事件
危うく被告人デビューしかけた事件
オレオレ詐欺被告事件―悲しい旦那様
窃盗共犯被告事件―どろぼう夫婦の固い絆
ヒトは何歳まで不貞ができるのか
ある山仲間の離婚物語
ある看護師夫婦の離婚
北海道の不貞事件の特徴
養子と女と遺産分割
ある離婚事件から弁護士の危機管理を考えた
著者等紹介
野島梨恵[ノジマリエ]
2005年弁護士登録(第一東京弁護士会)。長島大野常松法律事務所等を経て、北海道士別市で法律事務所を開業。当時、士別市以北に女性弁護士はいなかったことから、最北の女性弁護士と言われた。現在は東京山王法律事務所にて稼働している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
swingo
1
早い所、こんな感じになりたいわ2017/08/29
yuko
1
弁護士事務所などというとどことなく敷居が高く感じるのだけど、この本には知ってそうで知らない弁護士の仕事がリアルに、しかもユーモアたっぷりに描かれていて、弁護士の交渉過程もわかるし、何より弁護士を身近に感じることができる。今までやったことがない相談等を面白いと思うか、何とかして逃げられないかと尻込みするか。前者は後者の2倍、3倍伸びて行くという考えには、どこの仕事でも同じだと納得。何より野島弁護士がチャーミングで、「くまちん」こと中村元弥弁護士の口上は活字になっても最高‼︎2017/07/22
mimi
0
弁護士の仕事がよくわかった。2017/09/24
aochama
0
北海道士別町での弁護士活動でのエピソードを厳選した内容です。様々な人間模様と格闘する弁護士が魅力的です。まあいろいろなことが起きていて、町弁の醍醐味を感じます。一方で法律家の限界やクレームへの対処方法や危機管理にも言及されており、今までにない弁護士の実務の実際がわかる本です。 何事も面白いと前向きに取り組んでそこから何かを学ぼうという姿勢であれば、伸びしろが格段に違うという言葉は、響きました。 巻末の名言集も秀逸です。2018/08/30