内容説明
障がい福祉の常識をくつがえす5人のストーリーと夢計画。
目次
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会・長谷川正人(ゆたかカレッジの運営;カレッジでの学生生活 ほか)
有限会社まるみ・三鴨岐子(職場での「障がい」との出会い;なぜまるみでは障がいがあっても働けるのか ほか)
ぜんち共済株式会社・榎本重秋(「全国知的障害者共済会」―ぜんち共済のはじまり;ぜんち共済株式会社の設立 ほか)
NPO法人AlonAlon・那部智史(ラン栽培を障がい者の仕事に;金儲けから、社会貢献へ ほか)
ありががとうショップ・砂長美ん(セブン・イレブンでの販売;自分に障がいがあるって知らなかった ほか)
著者等紹介
砂長美ん[スナナガビン]
1975年茨城県つくば市生まれ。発達障がい(LDディスレクシア・読み書き障がい)。とても前向きな障がい当事者。ありがとうショップ代表。障がい者施設が作る商品に付加価値をつける仕事を精力的に行う。2011年映画「DXな日々―美んちゃんの場合」主演。2014年より国会議員会館で障害者施設の商品の総卸を担当。全国各地の高齢化町興しと障害者の仕事を結ぶ、見直しコンサルがとても好評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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s-kozy
54
障害者は昔は稼げない人だった。今もそのイメージは強いだろう。しかし、この都内にも10万円近くの工賃を毎月払っている就労支援事業所も出て来ている。最近、確かに福祉とビジネスは融合し始めているとも感じる。社会起業家を目指す若者も増えてきているのではないか。この本で紹介されている五つの事例はブレイクスルーともなる先進的な事例だ。今の日本は閉塞感に覆われていると感じている人は、是非この本を読んでみてほしい。私も職業生活はもう20年も残っていないのかなぁ。残りの時間は意外に短いぞ。終わりまでに何か一つやってみたい。2018/02/17
くりすたー
1
元気が出る一冊。バイタリティーあふれる5人の方々の話は、どれもものすごい熱量が伝わってくる。2019/01/12
Daisuke Yagi
0
大いに共感しました。 この方たちのネットワークに参加さしたいと思いました。 1人でも多くの方に、幸せを感じて頂ける機会を(^^)2020/08/02