内容説明
公明党は結党時(1964年)「人間性社会主義」を主唱した。池田大作氏は「核禁条約批准」を強調、「公明新聞」は無視。池田氏と公明党幹部はどういう関係なのか?創価学会の“平和志向”を活かす道を探る。
目次
SGI「一・二六提言」の謎―序章に代えて(平和志向を強調する長大な提言;いくつかの疑問)
「人間性社会主義」の先駆性とその忘却(池田大作氏の創語「人間性社会主義」;池田大作「二、人間性社会主義」(引用) ほか)
「創共協定」の「死文化」と池田大作―「創共協定」論の補足(「創共協定」を取り上げる意味;宮本委員長宅盗聴事件との関り ほか)
池田大作論のために(生い立ち・人柄・人間観;「嵐の『4・24』」とは何か ほか)
創価学会と公明党への内在的批判(公明党の現状―政治に占める位置;創価学会の巨大さ ほか)
著者等紹介
村岡到[ムラオカイタル]
1943年4月6日生まれ。1962年新潟県立長岡高校卒業。1963年東京大学医学部付属病院分院に勤務(1975年に失職)。1969年10・21闘争で逮捕・有罪。1980年政治グループ稲妻を創成(1996年に解散)。NPO法人日本針路研究所理事長。季刊『フラタニティ』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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