目次
第1章 コミュニケーションとは何か(コミュニケーションはスキルではない;参加しなければコミュニケーションできない;コミュニケーションは聞き手が決める;相手の考えを理解しなくてもコミュニケーションはできる;答えを探しても変化は起こらない;1人ひとりの価値観が情報価値を高める;意図の理解が「気づき」を引き起こす;よいコミュニケーションは「調和」をもたらす)
第2章 理解力を鍛えよう(議論をやめてみよう;議論と対話を使い分けよう;状況を観察しよう;違いに敏感になろう;価値観を推論しよう;物語を聞こう)
第3章 調和を目指そう(居心地の悪さに慣れよう;違いを飲み込もう;相手のレンズを借りよう;対話を継続しよう;価値観を共有しよう;共有価値観を変えよう)
第4章 コミュニケーションが変われば、仕事は変わる(お客さまと対話しよう;組織の壁を乗り越えよう;三略立案は対話から始めよう;上司と部下こそ対話しよう)
著者等紹介
松丘啓司[マツオカケイジ]
エム・アイ・アソシエイツ株式会社代表取締役。1986年に東京大学法学部を卒業後、アクセンチュアのコンサルタントとして企業変革プロジェクトを50件以上遂行。同社のヒューマンパフォーマンス・サービスライン統括パートナーを経て、2003年にエム・アイ・アソシエイツ株式会社を設立し、クライアントの人材力と組織力を内発的に向上させるためのサービスに従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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わい
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            最近では「コミュ力」なんて言葉が安易に広く使われているが、真に価値のある「コミュ力」とはどんなものなのかを考えることができる一冊。価値観の異なる人間同士の対話の中で、どれだけの価値や創造性を見出すことができるのかが、人生に深みを持たせる重要な点の一つであると感じた。本書を読んでいて、コミュニケーションについて学ぶということは、ある意味で「人を赦す」技術や知識を学ぶということなのではないかと気づき、どれだけそれが重要なノウハウであるかを再確認した。著者の作品は初めて読んだが、良い言葉も多く、読みやすかった。2016/06/30
          
        さとみU・x・U
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            アイデアが生まれないのは、価値観の相違による拮抗状態からだ。という、根本的な部分を解決に向かわせる為の内容。なるほど、と思ったけどもう少しハウツー的な、大前提から超えた部分を求めていたので、求めていたものとは少し違った。でも、勉強になった。2014/07/25
          
        あかり
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            相手の言葉の本質を見極めることが大切。エピソードを聞き出すことが良い。2022/01/31
          
        



