現代語訳 是の如く信ず

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  • サイズ B6判/ページ数 387p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784904302521
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

内容説明

座有の銘「誠実であれよいものをつくれ」を、三井総本店、帝国劇場、三越本店、日本工業倶楽部など数々の建築物に具現化してきた著者生涯の思考の記録。

目次

第1編 自然
第2編 善
第3編 美
第4編 社会
第5編 経済
資料 横河民輔の世界

著者等紹介

横河民輔[ヨコガワタミスケ]
1890年帝国大学工科大学造家学科卒業。1891年日本人初の建築事務所を開設。1895年三井元方に入社。1902年三井総本店竣工(日本初の鉄骨構造建築)。1903年横河工務所を開設(現横河建築設計事務所)。1907年横河橋梁製作所を創立(現横河ブリッジホールディングス)。1911年帝国劇場竣工(日本初の洋風劇場)。建築業協会初代理事長に就任。1914年三越呉服店本店竣工(日本初の百貨店)。横河化学研究所を設立。1915年工学博士の学位を授与。電気計器研究所を設立(現横河電機)

長谷川〓一[ハセガワシュウイチ]
1930(昭和5)年、愛知県生まれ。名古屋工業大学卒業。横河ブリッジ社長、会長を歴任。工学博士、技術士(建設部門)。昭和49年度土木学会賞田中賞(論文部門)(共同受賞)、日本科学技術連盟第10回石川賞(共同受賞)。平成8年度土木学会賞田中賞(研究業績部門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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シュラフ

1
横河電機の創業者である横河民輔の著作『是の如く信ず』の現代語訳。横河民輔は明石の出身で、帝国大学工科大学卒。日本人として初めて建設事務所を開設し、三井総本店、帝劇、三井本店の建設を手がけた。電気計器事業も手がけ、1915年に現在の横河電機を設立。『是の如く信ず』は、「是の如く理解」し「是の如く判断しよう」との主旨で、様々な学説を引用羅列して意見を加えたもの。内容として、自然科学・幸福・芸術・社会・経済など幅広い。当時の軍部の専横と政争に明け暮れる政党政治を批判しており、その後の戦争に至るまでを暗示。2012/07/04

こんな本を読んだよ

0
建築家にして、横川コンツェルンの祖。コンドルの弟子で、三信ビル・三井本店ビルなどが代表作。思考のスタイル・パラダイムが確固としてあった。何を信じて生きているのか、それを明確にすることの重要性。2012/01/19

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