著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年生まれ。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表し、近年では詩を釣るiPhoneアプリ『谷川』やメールマガジン、郵便で詩を送る『ポエメール』など、詩の可能性を広げる新たな試みにも挑戦している
川島小鳥[カワシマコトリ]
1980年生まれ。『未来ちゃん』で第42回講談社出版文化賞写真賞を受賞、同作品の写真展は2011年の刊行以来、4ヵ国11都市で開催され、大きな反響を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
32
視覚、触覚、第六感も含め、全身・こころで感じる1冊。タマシヒを魂で感じることができる。谷川俊太郎さんの詩は、いつも通り、心に沁みる。川島さんの写真は、心を揺さぶる。素晴らしいコラボ。2018/04/21
夏紀
21
今までに出会った本の装丁お気に入りランキングトップ3に入るくらい「おやすみ神たち」の装丁大好き。買った時ビニールしてあってわからなかったから解いた瞬間「わぁ 」って声出てしまった。素敵な装丁と素敵な写真。 川島小鳥さんの写真に谷川俊太郎さんの詩が添えられています。読み進める中で色の変化が心地よかったです。詩が挟まれているから、ゆっくりじっくり写真も見れた。写真集は(私は)パラパラ読みがちだけれど、ゆっくりじっくり読めた。2018/10/05
りえこ
21
素敵な詩と写真。自分でも欲しいけど、プレゼントするために買いました。2015/02/14
yone
10
谷川俊太郎の詩と川島小鳥の写真。正直に言えば元々詩はあんまりよく分からないが、写真と相まってグッとくるものがある。中国?の田舎の男の子が遊ぶ写真と谷川さんの詩はなんとなく喪われてしまつたものへの哀切を感じてしまった。2014/12/31
ane
9
谷川俊太郎詩、川島小鳥写真の写真詩集。好きなお二人だったので手に取りました。ただ普段余り詩に触れない私にとって、少し難しかったが、中でも「ひととき」「声」が気になった。写真は、自分にはない視点、切り取り方が心地良く、どれも面白いと感じた。特に「暗闇にブロック塀の中で葉で目隠しをした白猫」の写真に惹きつけられた。これを機に、谷川さんの詩をじっくり読んでみようかな。2019/03/11