中古文学研究叢書 宇治十帖と仏教

三角 洋一【著】

若草書房（東京）（2011/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 362,／高さ 22cm
• 商品コード 9784904271070
• NDC分類 913.36
• Cコード C3395

内容説明

仏典・仏教書からの徹底的『源氏物語』解読。

目次

１　源氏物語と仏教（法華三部経と天台三大部；浄土教と浄土三部経　ほか）
２　匂兵部卿巻をめぐって（匂宮巻の始発；匂宮巻の語り　ほか）
３　宇治の姫君たちをめぐって（橋姫巻の前半を読む；橋姫巻の後半を読む　ほか）
４　蜻蛉巻の後半部分をめぐって（蜻蛉巻後半の薫；中将のおもとの登場　ほか）
５　手習・夢浮橋巻をめぐって（浮舟の出家と『過去現在因果経』；浮舟の出家の時期の到来　ほか）

著者等紹介

三角洋一［ミスミヨウイチ］
昭和２３年、岩手県に生まれる。昭和４８年、東京大学大学院博士課程中途退学。高知大学助手、白百合女子大学講師、東京大学助教授を経て、東京大学総合文化研究科教授。専攻日本古典文学、とりわけ物語・日記・和歌・説話文学及び仏教文学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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