永遠の時の流れに―母・美君への手紙

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  • サイズ 46判/ページ数 365p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904213865
  • NDC分類 924.7
  • Cコード C0098

内容説明

台湾のベストセラー女性作家・龍應台による、認知症の母・美君に向けて綴られた手紙は、ときに哀憫を滲ませながらも、その語り口の通底音は軽やかで明るい。母に読まれることも母からの返信もないであろう「十九章の手紙」に「掌編のコラム」と「息子たちとの対話」を併録。歴史ドキュメンタリー『台湾海峡一九四九』、逝く父に寄り添う母を描いた『父を見送る』に続く三部作の完結編。

目次

お友だち
村から出る
心の中のあなたは、何歳ですか?
生と死の授業
君、恙なきや?
モンスター・マザー(獣母)のための十戒
二十六歳
永遠の女子
あなたを愛してみせるわ
愛という名の下の強請
天長地久
この生は与えられたもの
時間とは何かしら?
ぺちゃくちゃおしゃべりさせてね
時がある
淡き香りのヒメアラセイトウ
歩み、碗を洗い、みかんをむく
遠くへの旅立ち
昨日、チューリッヒに着いたわ

著者等紹介

龍應台[リュウオウダイ]
作家、評論家。1952年、台湾・高雄に生まれ、74年、成功大学外国語学部卒業、82年、米国カンザス州立大学で博士号(英米文学)取得。83年に帰国し、書評集『龍應台評小説』で文壇にデビュー。85年、「中国時報」紙に掲載された評論が戒厳令下の台湾で多大な反響を呼び起こし、翌年出版の『野火集』は空前のベストセラーになった。その後も世論をリードする作品を次々に発表しつつ、86~99年、スイスとドイツに滞在。88年からハイデルベルク大学研究員兼講師。99~2003年、台北市文化局初代局長、05年、龍應台文化基金会設立。新竹清華大学教授、香港大学教授を歴任。12~14年、台湾行政院文化部部長。著書多数

劉燕子[リュウエンシ]
作家、現代中国文学者。湖南省出身。大学で教鞭を執りつつ日中バイリンガルで著述・翻訳。日本語の編著訳書の他、中国語の著訳書多数

和泉ひとみ[イズミヒトミ]
関西大学非常勤講師、博士(文学)。関西大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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21
台湾のみならず、中国語圏で広く読まれている作家だということがよく分かる本。大戦後の中国内乱時に大陸から台湾に身一つで渡った両親の苦労や貧しい中でも著者に高等教育を受けさせてくれた感謝の気持ちなどが、今は認知症となり娘の顔も忘れてしまった母の世話をする日常生活の描写の中で、昔を追想しながら語られていく。個人史なのに、そこには親と子の普遍的な関係性が描かれているから広く共感を呼ぶのだろう。ただ、ヨーロッパで暮らす二人の息子たちとの頻繁な行き来などの描写部分は人生の成功者としての臭いがして、ちょっと違和感。⇒2020/04/03

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