内容説明
フィールドワークとは、“よそもの”として他者/異文化と出会って関わりつづけ、複数の“世界の中心”を行き来しつつ、その都度自分が更新されるような経験である―。若手フィールドワーカー16人によるチャレンジングな記録集。
目次
第1部 本を片手に海を越えよう―フィールドとの出会い(見たいと思うものの先にフィールドはある(ジャマイカ)―フィールドワークが始まった瞬間
「わかる」への凸凹な道のり(ケニア)―どうしようもない身体を抱えて走って ほか)
第2部 よそものになりに行く―フィールドワーカーになる(自惚れと自信喪失と失敗を重ねて(ソロモン諸島)―言語習得と紛争調査
マサラ映画で歌ってみれば(インド) ほか)
第3部 変わること、関わり続けること―フィールドワーカーの人間関係(称号とともに生きる(ミクロネシア連邦)―変わっていくわたしとポーンペイ島民
芸術を知るために舟を漕ぐ(フィジー)―フィールドワークの思わぬ行先 ほか)
第4部 もう一つの世界―フィールドのもう一歩奥へ(悪魔崇拝者の噂と妖術の夢(ケニア)
悪魔崇拝者、憑依霊、外国人(ケニア) ほか)
著者等紹介
神本秀爾[カミモトシュウジ]
久留米大学文学部准教授
岡本圭史[オカモトケイシ]
中京大学心理学研究科博士研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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