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出版社内容情報
空前絶後の中国オカルト図鑑
天界の神々から妖怪、呪術、仙人まで、
激動の世紀末中国を騒がせた神秘事件を通し
四千年の歴史が生んだ百鬼諸神の実像を
細密なイラストで活写した
宗教民俗大全!
解説
『点石斎画報』(以下、『画報』と略称する)は、清末の光緒十年四月(一八八四年五月)に創刊され、光緒二十四年八月(一八九八年八月)に、全五百二十八号をもって終刊となった、十日(旬)毎に発売された絵入りの旬刊紙である。…内容は、清仏戦争や日清戦争などの時事もの、文明開化で輸入されたテクノロジー・海外の不思議な習俗から、中国国内の市井のゴシップ・妖怪や幽霊に関する噂話まで、世紀末中国のパノラマのように、「ありとあらゆるもの」(武田雅哉)が取り上げられている。そのため『画報』は、この時代の社会史・民俗史研究にとっては恰好の史料であるが、日本の学界(中国の学界でも同様)では、従来ほとんど利用されてこなかった。…特に『画報』は、迷信・呪術・怪異など、中国の「呪術の園」(マックス・ウェーバーの言葉)に関しては、まさに集大成のような書であるが、この方面はほとんど手付かずの状態である。そこで本書では、主としてこれらの分野を取り上げたいと思う。(「まえがき」より)
内容説明
四千年の歴史が生んだ百鬼諸神の大絵巻!信仰から呪術、事件まで世紀末中国の世情を細密に活写したオカルティックな民俗図鑑!
目次
1 神明
2 鬼
3 精怪
4 方術
5 民間宗教者
6 迷信・俗習
著者等紹介
相田洋[ソウダヒロシ]
1941年、中華民国張家口市に生まれる。福岡教育大学教授、青山学院大学教授を経て、現在、福岡教育大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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HANA
あたびー
masoho
Panico
ゴジラ 芹沢