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内容説明
その規制、真の狙いは何ですか?僕たちのマンガやアニメを守るために。
目次
まだまだ目が離せない!どうなる?“非実在青少年”問題(月刊サイゾーより転載)
都条例の経緯と表現規制問題のこれから
『非実在』な青少年と『不実在』な子供たち
政治的な活動は苦手だけれど―動かなければ、何も始まらなかった。
規制反対陳情ドキュメント 諦めません、否決まで
3月14日Jガーデン「血のホワイトデー」事件顛末
声を紡ぐということ 一人の翻訳家による都議会への集団陳情の試み
兼光ダニエル真による解説付き第28期東京都青少年問題協議会議事録抜粋
陳情なう!
マンガは犯罪を助長しているか?〔ほか〕
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
恣意果
2
自分はそんなに熱心な読者じゃ無かったけど、大迫純一氏の文章が出てた。ここの文章は力強く、御病気を感じさせるような物は無かった。表現者として、規制反対の声を上げた文章を読み、自分も再度考える事ができました。御冥福をお祈りします。2010/07/08
たろーたん
1
たまに出てくるが、よくわかってない問題。具体的には「東京都青少年の健全育成に関する条例」のことだ。この中に、非実在の18歳未満の少年・少女のエロもNGとし、さらにそれを規制する主体を書店や図書館などに求めている。もちろん、彼らは忙しいし、エロの判断も曖昧であるため、過剰な自主規制が起こることが予想される。それが表現の自由の委縮に繋がるのではないか、と言うのが反対派の骨子だ。改正案の提案者は石原慎太郎知事であり、実際に制作したのは青少年・治安対策本部の青少年課だろうが、まあナンセンスとしか言いようがない。2024/08/31
てっち
1
すっかり注目してる人が少なくなってしまったこの時期に読んで良かったのかどうかよく分からんが。少なくとも規制派よりは冷静で理知的なコメントが多かった。山口弁護士の解説の詳しさも、改正案が可決されてしまった今となっては少々虚しいものに…2014/03/10
りぃ
1
さまざまな人のさまざまな意見を見比べたければ徳間書店版、深く掘り下げた(向こうが薄いというわけではないけれど)意見を読みたければこちら。個人的には条例へのツッコミが記されている徳間書店版のほうがいいかなと思うけれど、他の方も書かれているとおり、相互補完されていると考えればよろしいか。2010/09/26
ちちもん
0
今更ながら、読もうと思いつつなかなか読めていなかったヤツ。一番盛り上がっていた時にもそれなりに危機感は持っていたつもりだが、思っていたよりもっと酷かった。 もう、引用したい部分が多すぎる! あくまで自主規制であり表現の自由の侵害にはならないとする詭弁 いくらでも拡大解釈・個人の主観で好きにできる基準で判断するとか 暴力的・性的なメディアが受け手を暴力的・性的にするという強力理論は否定されているにも関わらず、「そうに決まっている!」とか勝手に決めつけた上、「影響を与える証拠はいらない」と言ったり 何なんだ何2013/09/16