メディアワークス文庫<br> 後宮食医の薬膳帖〈2〉―廃姫は毒を喰らいて薬となす

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メディアワークス文庫
後宮食医の薬膳帖〈2〉―廃姫は毒を喰らいて薬となす

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049149845
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

毒疫に覆われた帝国・剋の後宮食医となった慧玲。毒に侵された貴妃達を見事に治療し信頼を得ていくなか、謎めいた風水師・鴆の導きで、先帝であった父の不審な死の真相を探っていた。
先帝の廃姫と現帝の風水師。敵か味方かも知れない危うい関係にありながら、やがて二人は強く惹かれ合い――だが、父の死への現帝の関与が浮上し、仮初の安寧は消え去る。
禁じられた毒の存在に辿りついたその時、ついに現帝が毒疫に倒れ――。使命か復讐か。揺れる慧玲に更なる悲劇が迫る。

発売即重版&早くもコミカライズが決定!大注目の、毒香る中華後宮ファンタジー。


◆◆◆登場人物◆◆◆
【慧玲(フェイリン)】
暴虐を尽くした先帝の廃姫であり、毒を熟知する白澤一族の叡智を受け継ぐ最後の末裔。助命と引き換えに、皇帝から毒疫の治療を命じられる。

【鴆(ヂェン)】
怪しげな翳をもつ美貌の青年。宮廷で活躍する風水師だが、その正体は毒を操る暗殺者。毒の効かない慧玲を気に入り、なにかと揺さぶりをかけてくる。

内容説明

毒疫に覆われた帝国・剋の後宮食医となった慧玲。毒に侵された貴妃達を見事に治療し信頼を得ていくなか、謎めいた風水師・鴆の導きで、先帝であった父の不審な死の真相を探っていた。先帝の廃姫と現帝の風水師。敵か味方かも知れない危うい関係にありながら、やがて二人は強く惹かれ合い―だが、父の死への現帝の関与が浮上し、仮初の安寧は消え去る。禁じられた毒の存在に辿りついた時、ついに現帝が毒疫に倒れ―使命か復讐か。揺れる慧玲に更なる悲劇が迫る。

著者等紹介

夢見里龍[ユメミシリュウ]
第26回電撃小説大賞で最終候補作となった『死者殺しのメメント・モリア』(メディアワークス文庫)でデビュー。美しく陶酔感のある世界観と繊細な筆致で人気を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

坂城 弥生

39
大人から子へ受け継がれる毒…2023/11/27

よっち

33
毒疫に覆われた帝国・剋の後宮食医として、貴妃達を見事に治療し信頼を得ていく慧玲。謎めいた風水師・鴆の導きで、先帝であった父の不審な死の真相を探るうち意外な可能性にたどり着く第二弾。先帝の廃姫と現帝の風水師。敵か味方かも知れない危うい関係にありながら、やがてお互いを強く意識するようになってゆく二人。そして父の死への関与が浮上して、禁じられた毒の存在に辿りつき、ついに毒疫に倒れてしまう現帝。物語としても大きく動いた末に、思いもしなかった結末には驚かされましたが、覚悟を決めた彼女たちのこれからが気になりますね。2023/09/26

お涼

25
シリーズ2作目。先帝である父と母を壊した皇帝を怨む食医の慧玲(フェイリン)。毒師の鴆(ヂェン)もまた皇帝に因縁があるようだ。薬の慧玲と毒の鴆。敵対し警戒もしているが信頼もあり、そして愛情もある。この歪な関係がどう変わっていくのか。詩的な表現で、清らかかつ毒のある世界観がよく描写されている。これで一区切りのようだが、まだまだこの世界に浸っていたい。2023/09/03

はなりん

24
シリーズ2巻。うーん、中々重たい。先帝の娘で、白タクの血を引く慧玲。毒に侵されながら薬であろうとするも、毒師の鴆との関わりで、毒と薬の間で葛藤する。先帝の死の真相や鴆の出自や生い立ちが明らかになり、怒涛の展開。慧玲も鴆が反発しながら惹かれ合って行く様子がドキドキする。2人の今後と皇后の正体や思惑が気になる。2024/10/06

なみ

20
毒疫が蔓延る後宮を舞台に、食医との慧玲が、毒に侵された者たちを薬によって治療していく話。 相変わらず文章が綺麗で惚れ惚れしました。 それぞれが薬と毒として描かれる慧玲と鴆の関係性が素敵で、慧玲に執着する鴆の言動にドキドキさせられます。 この2人の組み合わせはもちろんなのですが、藍星も慧玲にとって唯一無二の存在として描かれているように感じました。 終盤の藍星の見せ場がすごく格好良かったです!2023/10/21

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