出版社内容情報
著者のフィールド研究に基づき、ヒマラヤ・チベットと本州中部山岳域を舞台とした自然地理的記載も交え、山岳域特有の天候が大気と陸面の相互作用によりどのように生じているかを分かりやすく解説。アフリカ・キリマンジャロ/レソトや中国・雲南省での旅行記を学術的にまとめたコラムや、より専門的な内容を学習するための最新の引用文献と用語解説も収録。
内容説明
著者のフィールド研究に基づき、ヒマラヤ・チベットと本州中部山岳域を舞台とした自然地理的記載も交え、山岳域特有の天候が大気と陸面のどのような相互作用により生じているかを解かりやすく解説。アフリカ・キリマンジャロ/レソトや中国・雲南省での旅行記を学術的にまとめたコラムや、より専門的な内容を学習するための最新の引用文献と用語解説も収録。
目次
第1章 ネパールヒマラヤの雨(ヒマラヤとの出会い;雨の降りしきるカトマンズ;山で雨を測る;雲の中を飛ぶ;夜雨の正体;長期の気候モニタリングを目指して)
第2章 チベット高原の雲と降水(大気圧の働き;高原への旅;世界初のドップラーレーダー観測;地面に届かない雨;水はどこから?;冬の高原)
第3章 中部山岳域の森と積雪(山の天候は変わりやすい?;それは霜柱だった;落葉・開葉と冷気湖の形成;パウダースノーが濡れている)
著者等紹介
上野健一[ウエノケンイチ]
1963年東京都生まれ。筑波大学・生命環境系、准教授。理学博士。専門は気象学・気候学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 破線のマリス 講談社文庫