目次
1 地理
2 歴史
3 民族
4 四つの世界遺産と主要都市
5 生活と社会
6 アートと文化
7 政治と経済
8 世界の中のマリ
著者等紹介
竹沢尚一郎[タケザワショウイチロウ]
国立民族学博物館教授、総合研究大学院大学教授。専攻、アフリカ史、アフリカ考古学、社会人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たっつみー
2
政情不安が続きなかなか馴染み深いとは言えない国。 アフリカは大陸棚が発達しておらず内陸国の方が先に漁業が発展したことを初めて知る。トンブクトゥはアフリカの遺跡の中でも魅力的な印象を受けたが今は危険すぎてベテランの旅人でも訪問は無理。近隣のサヘル内陸国を含めて国家の再編をした方が良いのではとも思ってしまう。2023/10/02
gt50
2
トゥアレグのことが知りたくて読み出したけど、そもそもアフリカのことを全然知らないと気がついた。歴史の流れの理解が薄いのでとっかかりをここからにして他の地域も読みたい。マリが食が豊かというのは知らなかった。歴史もだけどその地域の人々がどんな生き方をしているのかも知りたいので、勉強になった。何の本を読めばいいかわからないときはこのシリーズが一番手堅いと思った。2022/07/06
Kazuyuki Koishikawa
2
歴史文献意外と残ってるんだな。ニジュール河が太古の昔は北に直進していたとか意外だった。地理や文化、社会風俗の概略が知れてよかった。旅行も行ったので親近観付き。2016/01/17
takao
1
サハラ砂漠を含む2024/11/16
muny
0
トゥアレグはリビアの傭兵だったがカダフィ政権が崩壊してからマリの砂漠地帯に戻ってきた。列強による恣意的な国境設定が放牧を生業とする彼らに困難を与え、また、マリ国軍との軍事バランスが崩れ、内戦に。都市は交易によって盛え、雨期のニジェール川が水産、稲作に豊饒をもたらしていることがわかった。バマコは仏植民地政策の影響で生まれた。2022/04/10