内容説明
生まれたときから映画とともに育ってきた淀川長治さんの、記憶の宝庫を中心に、観て映画、語って映画の一大座談会。「男優の魅力」「血縁の映画史」「雨と風と映画」…心躍るテーマで次から次へと語られる映画は千と一本以上。
目次
1 映画はすべて「恋愛映画」である
2 誰も言わなかった「男優」の魅力
3 悪役と悪女は映画の香り、悪のにおい
4 血縁の映画史―映画をめぐる親子・兄弟・姉妹の関係
5 うまい犯罪、しゃれた殺人―ミステリー映画あれこれ
6 映画と舞台の裏表―バックステージものの面白さ
7 雨と風と映画