コーヒーと一冊
たもんのインドだもん

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  • サイズ B6判/ページ数 94p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903908816
  • NDC分類 292.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

●内容:
14歳のころから、一年のうちの半分以上をインドで暮らしていた著者。
そんな著者にしか知りえない、生活者たちの飾らないインドを描いた、これまでにない味わいのインド本。
著者渾身の、インドの香りが伝わる挿絵も必見です。
この本にはインドの遺跡や観光名所はひとつもでてきません。そのかわり、ぼくがインドで暮らすなかで出会った人やできごと、忘れられないインドのかけらがぎゅっとつまっています。遠い日本に暮らしていても、彼らはすっとやってきて隣に座り、ぽんと肩を叩いてくれる気がします。――「はじめに」より

●著者情報:
矢萩多聞(やはぎ・たもん)
1980年横浜生まれ。9歳のとき、はじめてネパールを訪れてから、毎年インド・ネパールを旅する。中学1年生で学校に行くのをやめ、ペンによる細密画を描きはじめる。1995年から、南インドと日本を半年ごとに往復し、銀座、横浜などで個展を開催。2002年、対談本『インド・まるごと多聞典』(春風社)を刊行。このころから本づくりの仕事をはじめ、これまでに400冊を超える本をてがける。2012年、事務所兼自宅を京都に移転。著書に『偶然の装丁家』(晶文社)がある。

目次

1(いさかいのない時刻;人ごみ;悩ましきお土産;ものすごく親しくて、ありえないほど近い;停電の夜に)
2(皿のなかの自由;酒が飲めるぞ;映画のない人生なんて;世界で一番歌が好き)
3(空から降ってきたものは?;音楽はめぐる;食べなくてもいいじゃない;ブロークン・イングリッシュ;タクシー・ドライバー)

著者等紹介

矢萩多聞[ヤハギタモン]
1980年横浜生まれ。中学1年生で学校に行くのをやめ、ペンによる細密画を描きはじめる。1995年から、南インドと日本を半年ごとに往復し、銀座、横浜などで個展を開催。2002年、対談本『インド・まるごと多聞典』(春風社)を刊行。2012年、事務所兼自宅を京都に移転(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えつ

13
コーヒーと一冊シリーズ。今回はインドだよ!インド!面白かったぁぁあ。なんかインドの印象変わったなぁ。行ってみたくなったよ。インドに興味持った。インド関連の作品とかあったら読みたいなぁ。多聞さんのイラスト可愛くてわたしは好きだった!もっとイラストあっても良かったかも。笑2024/10/07

ジュースの素

10
子供の頃からインドに馴染んでいたからインドが日常。肩の凝らないインドのあれこれ。停電の多いインドではみんなうろたえない。誰かが歌い出すと順番に好きな歌を歌い、ロウソクの光の中で夢のような時間。 なんかいいなぁ〜。2017/11/30

ひで

5
ざっとインドの雰囲気を感じる事が出来る。雑多でアバウトで喧噪、そんなイメージだけど、インドも少しずつ変化しているようだ。考えてみたら当たり前だけど・・・。2025/01/07

いずとも

5
本の装丁がまずよい。イラストもふんだんで楽しい。本当はもっと長く読みたいくらい。2022/08/13

kumabook

5
ミシマ社のコーヒーと一冊シリーズ。この本で語られるインドという遠くの国にまつわる素敵な出来事を私たちは近く慣れ親しんだ日本と比較しながら読み進める。比較していくことで今まで当たり前だったことが違和感に変わる。コーヒーを飲みながらそんな違和感に出会いたいのかと言われればよくわからないけれど、この本も確実に私に違和感を与えてくれた。「いさかいのない時刻」、「さらの中の自由」、「映画のない人生なんて」、「食べなくてもいいじゃない」とかが特に面白かったなぁ。コーヒーと一冊シリーズは良本が多い。ちょっと高いけどね。2020/05/07

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