中国でお尻を手術。―遊牧夫婦、アジアを行く

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903908304
  • NDC分類 292.09
  • Cコード C0095

内容説明

年収30万の三十路ライター、人生に迷う。初の新婚生活、先生との日中大議論、寝ゲリ、吃音コンプレックス…現地で学び・生活する遊牧夫婦の新しい「暮らし方」。

目次

中国直前(タイ、ビルマ)(一日十八時間のメディテーション;元旅人の西洋人僧侶、プラ・ノア;日本人旅行者の死から見えた“日本”;人生最大のコンプレックス、吃音;中国国境の町へ)
中国(昆明)(蛆虫とともにうんちが動く?;二十八歳、旅と人生を考える;家賃一万五〇〇〇円の快適生活;雲南師範大学で中国語を学ぶ;結婚後初めての二人の暮らし)
「反日」の空気と愛すべき人々(現地で感じた「反日」の空気;授業中に先生と大議論!;二胡弾きの告白;許可証なしでチベットへ;滞在一年。中国での職探し;突然治った吃音)
上海(困りきった不動産屋と適当な面接官;路上場の人々;格闘家武田さんの夢に重ねた、自分;毛沢東、そして戦いの果てに)

著者等紹介

近藤雄生[コンドウユウキ]
1976年東京生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院修了後、旅をしながら文章を書いていこうと決意し、2003年に妻とともに日本をたつ。オーストラリアでのイルカ・ボランティアに始まり、東南アジア縦断(2004)、中国雲南省で中国語の勉強(2005)、上海で腰をすえたライター活動(2006-2007)、その後ユーラシア大陸横断を経て、ヨーロッパ、アフリカへ。2008年秋に帰国し、現在京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ジュースの素

9
初めの「遊牧夫婦」でも書いたが、文章が優しくてきちんとしているので大変に読みやすい。文が上手いのはとても大事な事だ。中国の昆明で部屋を借りて一年住むが、物価や生活費が安く上々の暮らしが出来て本人たちが驚いている。ポリープの手術や目の検査もあまりにアバウトでハラハラする。さすが中国。昆明では中国語の勉強もし、次の上海で仕事を得るのに役立つ。心配のタネだった吃音がいつの間にか治って更にやる気になって行く。上海の華やかな部分はほんの上辺だけと言う事に驚き、納得もする。これは今でもそうなのだが。2018/03/13

スカーレット

4
中国での学生生活&大腸ポリープの手術。衛生事情はうわさ通りのようで・・・。綺麗好きな奥様には滞在はきつかったのでは?2017/05/06

takao

2
ふむ2022/07/14

ゆうこ

2
☆普通の感覚がおもしろい。ちょいちょい悲観にくれるのが日記みたい。これは旅のエッセイって事でいいのかな?ライターライターと言っているからこれ以上のものを期待してしまうけども・・・。東大出ているんだね。2012/01/18

のうみそしる

1
西洋人僧侶やチベット行、そして格闘家の話などは目新しく、著者の取材力の高さがうかがえる。そして吃音の苦悩や治ったときの喜びは彼にしか書けない文章だ。奥さんについてのエピソードが少ないような。一心同体だから書かなくても……ってこと?2016/12/02

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