感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベルるるる
20
400年も前の鍼治療の為の本、「針聞書」(はりききがき)の解説書。「針聞書」は、文も色もきちんと残っている上に、虫の形状がとってもかわいい。こんなに色々な虫が体の中で悪さをして、病気になったり、気持ちが落ち込んだりしていると考えていたのね。2017/07/31
眉毛ごもら
3
九博といえば!という針聞書の解説本。前半は昔の人のイマジネーションと言うべきか可愛らしい見た目とは裏腹にやることはえげつないような腹のムシたちの現代語訳である。後半部分は針聞書について現役の鍼灸師の教授が針聞書に絡めて鍼の歴史について書かれていてなかなか面白かった。だが私は注射が大の嫌いなので鍼治療に興味はあれど怖いですな!尖ったもの怖い。2019/07/31
戸塚こだま
2
Amazonで高値になっていて出版社から購入。ボリュームに対してちょっと割高に感じるけど、類書が他に一種類しかないのでやむを得ない。類書は(ググった限りでは)虫の図がキリヌキになっているのに対して、こちらはページ丸ごと載っているのが特徴か。古典好きな人はこっちがいいと思う。2016/11/05
有地 廣祐
2
針聞書の解説書。虫の話も面白いのですが、 夢分流、今新流等の流派の伝承の話は参考になります。腹は鍼で、背中は灸で2012/02/15
わきが
1
九州国立博物館で一目惚れした,蟲の本.「針聞書」に掲載されている,体の中で悪さをする蟲が描かれています.現代のゆるキャラに通ずるものがある.2016/09/08