内容説明
あの名門中学校長にもの申す!「宿題を出さない」「中間・期末テストの全廃」「固定担任制の廃止」には、教育行政のどのような意図が潜んでいるのか?学校の「当たり前」は、はたして本当になくしてよいものなのか?
目次
学校が子ども・社会に果たすべき役割
「人間形成」か「経済的利益」か
工藤勇一著『学校の「当たり前」をやめた。』を読む前に
検証!『学校の「当たり前」をやめた。』
『学校の「当たり前」をやめた。』が目指すもの
「教育の原点」の既視感
学校を動かす四つの「ちから」
社会と学校のつながり
「定期考査の全廃」の意図
再び担任制の廃止について
学級はいらない?
工藤校長から子どもたちへのメッセージ
著者等紹介
諏訪哲二[スワテツジ]
1941年、千葉県生まれ。「プロ教師の会」名誉会長。東京教育大学文学部卒業。埼玉県立川越女子高校教諭を2001年に定年退職。日本教育大学院大学・元客員教授。日本文藝家協会会員。日本教育社会学会会員。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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