内容説明
自治体の“センターポジション”に求められる役割、スキル、心構え、1年の業務の流れがこの1冊でわかる。自由にメモ・記録を書き込んで残したくなる自分だけの“公務員ブック”をつくろう!現役部長が「係長時代にほしかった本」!
目次
プロローグ 係長の“○○”
第1部 係長の仕事(第1四半期にすべきこと;第2四半期にすべきこと;第3四半期にすべきこと ほか)
第2部 係長が知っておくべきこと(係長の役割と責任を知る;組織が動く仕組みを知る;役所(首長)の方針を知る ほか)
第3部 係長の心得(その自治体で一番詳しい存在になる;縦横、内外につながりを広げる;組織力を高める 人を育てる ほか)
マンガ ガンバレ係長
著者等紹介
林誠[ハヤシマコト]
所沢市財務部長。1965年滋賀県生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。日本電気株式会社に就職。その後、所沢市役所に入庁。一時埼玉県庁に出向し、現在に至る。市では、財政部門、商業振興部門、政策企画部門等に所属。2020年より現職。役所にも経営的な発想や企業会計的な考え方も必要と中小企業診断士資格を、東京オリンピック・パラリンピックに向けて通訳案内士資格を取得。また、所沢市職員有志の勉強会「所沢市経済どうゆう会」の活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kei-zu
12
本書の冒頭には「係長はプレイングマネージャーである」とあります。 公務員向けの参考書の執筆が多いこの著者らしく、内容は実務的な段取りから仕事における心掛けまで。 正直、自分にここまでできていたかは心許ないですσ(^◇^;)。 新任係長を主人公とした4コママンガの掲載のほか、記述の内容を踏まえて、書き込みできる余白が用意されている構成がおもしろい。2021/04/02
いちこ
1
「係長はプレイングマネージャーである」とあり、係長に求められるものってやはり大きいなぁと感じるところ。すぐにここまではできないと思いつつ、周囲の方でできているという方も多くはなく、係長の理想と捉える方が良さそう。課長のサポート役、適切なフォロワーシップを築くことが、次へのステップなのかもしれない。2025/08/17