内容説明
ポップアートの天才が教える、「生きなおす」ことの意味。
目次
This is POP!
This is ANDY!
This is LIFE!
著者等紹介
夏目大[ナツメダイ]
1966年大阪府生まれ。翻訳家、フリーライター。翻訳学校「フェロー・アカデミー」講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
87
アンディウォーホルの言葉を集めたものだがやはり「アンディ・ウォーホルって人間について知りたいと思ったら僕の映画や絵をただ、表面的に見てくれればいい。そこに僕がいるから。裏には何もないんだ」この言葉が一番いい。2016/05/22
ナイスネイチャ
54
面白かった。ウォーホルというとどうも商売上手のイメージがあったのですが、それさえもこの本でさらっと論破されてしまった。そういやキャンベルスープの絵画が引っ越ししてどっかに埋もれているな。2014/04/28
キジネコ
50
作品を模倣されても真贋を見分けられないと彼は云います。更に、見えているものが全てであり、その裏には何もない、とも。しかし本来の居場所は謎の世界、問われる度に違う答えを戻してはぐらかすそうです。その個性は分類や束縛にそぐわない自由の表象であり、解説する言葉は、変容し続ける真姿のコピーですらないのかも?彼自身、此の世界に居る事を楽しみ、自分という存在の分かり難さと向き合うことに興味をもち乍らも退屈することを恐れていた?かも。かもかもかも…分らんもんんは分らんと素直に認めて面白がります。降参です天才さん。2018/05/28
青蓮
48
大好きなアンディ・ウォーホル。彼の残した言葉と作品が楽しめる1冊。ウォーホルの女装した写真が見られて満足。気が向いたときにまた読み返したい。「誰もが15分間なら有名になれる、いずれそんな時代が来るだろう」「僕の墓石には何も書かないでほしい。名前も、墓碑銘も。そうだな……何か書くとしても「全部ウソだった」くらいかな」「美しさや裕福さは、有能であることとは何の関係もないんだ」2015/06/09
keroppi
28
アンディウォーホールの作品と言葉を集めた本。彼の言葉は、表面的で冷めているようで、深くて熱い。思わずニヤリとさせられる言葉も。2017/03/30