内容説明
「黄金の少女たち」の見果てぬ夢と今。ブルガリア新体操のレジェンド、「黄金の少女たち」。社会主義政権のバックアップを受け、究極の演技を追い続けた彼女たちの夢は、冷戦の終結によって砕け散ってしまったのだろうか?20世紀ブルガリア新体操の飛翔と挫折、そして21世紀の再生を辿る試み。
目次
プロローグ Golden Girlsとは何か
1部 Golden Girlsの誕生(黎明;インタビュー ダリンカ・ジョッシフォバに聞く)
2部 Golden Girlsの飛翔と挫折(飛翔;残光 ほか)
3部 Golden Girlsの再生(再生への胎動;2018年世界選手権ソフィア大会観戦記 ほか)
4部 流星の光跡(寒風と暖風と;明滅する輝き ほか)
付録
エピローグ
著者等紹介
渡部愛都子[ワタベアツコ]
1979年東京生まれ。ジャスコ新体操スクール(現イオン新体操スクール)コーチを経て、2005年三重大学人文学部社会科学科卒業。2008年三重大学大学院人文社会科学研究科修了。大学では政治思想史、社会学を学ぶ。2006年より新体操の研究を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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