人類が絶滅する6のシナリオ―もはや空想ではない終焉の科学

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309252872
  • NDC分類 469
  • Cコード C0036

出版社内容情報

明日、人類はこうして絶滅する! 現在起こりうる破滅を気鋭のジャーナリストが科学的根拠とともに描く人類への警鐘!

【著者紹介】
『サイエンティフィック・アメリカン』誌の上級編集者。『ニューズウィーク』誌では科学、テクノロジー、国際事情などの分野で活躍し、テレビへも多数出演。プリンストン大学でサイエンスライティングを教える。

内容説明

明日、人類はこうして絶滅する!スーパーウイルス、気候変動、大量絶滅、食糧危機、生物兵器、コンピュータの暴走…人類はどうすれば滅亡の危機から逃れられるのか?気鋭のジャーナリストが科学的根拠とともに描く人類への警鐘!

目次

第1章 世界を滅ぼすスーパーウイルス
第2章 繰り返される大量絶滅
第3章 突然起こり得る気候変動
第4章 生態系の危うい均衡
第5章 迫りくるバイオテロリズム
第6章 暴走するコンピュータ

著者等紹介

グテル,フレッド[グテル,フレッド] [Guterl,Fred]
『サイエンティフィック・アメリカン』誌の編集長。『ニューズウィーク』誌に10年間勤務し、科学、テクノロジー、国際事情などの分野に取り組む。テレビ出演も多数。ロチェスター大学で電気工学の学位を取得。プリンストン大学でサイエンスライティングを教える。ニューヨーク市近郊に在住

夏目大[ナツメダイ]
1966年大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。大手メーカーにSEとして勤務した後、翻訳家に。現在、翻訳学校フェロー・アカデミーの講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

28
2012年初出。第1章では、パンデミックの恐怖が否応なく読者に迫る。5億4千年前、カンブリア爆発という動物の夜明けが見られた(73頁)。遺伝子治療とは、細胞内に遺伝物質を送り込み、その人のゲノムを改変することで病気を治すという治療法(188頁)。コンピューターの難点は、予想外になっても目標達成することができるか(208頁)。マルウェアに、グリッドキルという寄生虫(242頁)。待機して様子を伺っているグリッドキル。発電機を破壊する能力があるという。  2014/09/04

どんぐり

27
人類が滅びるとすればどういったシナリオが考えられるか、ウイルス、大量絶滅、気候変動、食物網、バイオテクノロジー、コンピュータの6つから探ったサイエンス本。人類がこのまま発展し、人口が加速度的に増加していけば、資源はどこかで足りなくなり、いつか破綻の時を迎える。「すでに重い荷物を背負ったラクダが、ワラを1本載せただけで背骨が折れる」という話のように突然ティッピングポイントを迎えるかもしれない。多くは科学技術の発達が招いた危機であるが、それを食い止めるのも科学技術である。2014/03/29

たまご

22
6つのシナリオですが,ウイルス(人もコンピューターも)と気候変動,危うい生態系,の3つに絞れちゃうかもしれません.人間のあくなき欲求が生み出した「負」が,もうすこしで表に出てきてしっぺ返しを食らわしそうです.それをまた阻止するのも我々人間の技術.危ないから,といって単に反対を唱えるだけなら,それは思考停止で何も解決しない.負の側面を制御するためにも我々は進むしかないんですよね. 表紙がまるでdeep impactですが,これはこの本の主題ではないです.なぜこの装丁になったのかしら….2015/02/04

たみ

13
原書は2013年発行、原題は[種の運命:人類が絶滅するかもしれない理由、またどのようにそれを阻止するか]みたいな感じです(コメントに原題を書いておきますので御覧くださいワシ英語知らんけな(´・ω・`)) 邦題デザインだとパッと見でトンデモ本?と思いがちな印象ですが地味といって良いくらいに内容は真面目です。最悪の場合をあえて想定した6章。致死性の高いインフルエンザ等のスーパーウイルス、バイオテロ、マルウェアに感染したことによるコンピュータの暴走など。インフルエンザって怖いものなんだなあ。2016/02/11

モモのすけ

12
著者がはじめにで書いているように「この本で取りあげるのは、主として科学技術が地球にもたらす災厄である」。ここでは6つのシナリオがあげられているが、実はひとつひとつが単独でやってくるという保証はない。もし「複数に一斉に襲われれば、意外に簡単に人類は絶滅するかもしれない」。インフルエンザ、気候変動、食料危機、バイオテロ、大量絶滅、コンピュータウイルス。2013/12/09

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