内容説明
12歳の頃飛行機の設計者になろうと決心していた。ロッキード社“スカンクワークス”創始者。数々の名機を生んだ伝説の設計者。
目次
貧しくとも志は高く
新しい町での生活
技術者になる
成長を続けるロッキード社
美人で若い会計課長
偉大な飛行家達との交流
ロッキード社の様々な機体
第二次大戦での大増産
未知の領域に挑む
飛躍の時代
ジェット機の時代の到来と、スカンクワークスの始まり
朝鮮戦争の教訓とF‐104戦闘機
スパイ機を開発する
ブラックバードは音速の三倍で極秘に飛行する
病める時も健やかな時も
スカンクワークスが秘密にしていない事
愛する妻との別れ
自分の国を守る
技術の進歩と将来の展望
素晴らしい生活
著者等紹介
高田剛[タカダツヨシ]
1944年中国東北地区(旧満州国)生まれ。名古屋大学工学部、同大学院(修士課程)で航空工学を専攻。1968年川崎重工業(株)に入社。設計部門を主に、飛行試験部門での技術業務も経験(約890時間の試験飛行に従事)。設計部門では対潜哨戒機、輸送機などを担当。救難飛行艇の開発にも参加。子会社で航空機の製造にも関与。現在は航空機の技術資料の英訳アドバイザーを担当。自家用操縦士、操縦教育証明、整備士、耐空検査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かつきち
3
同じ出版社同じ訳者の同じコンセプトの「月着陸船物語」と違い、本書はケリー・ジョンソンによる技術者ドヤァ自慢物語で、読者が読みたいのはこれなんだよ!!!って感じだった。もっと各機体に踏み込んでドヤァして欲しかったけど、ケリー・ジョンソンの設計のポリシ、良い機体の定義、良いチームの定義そういうのが見えてとても面白かった。2020/08/01
きのこ
1
最高の航空機設計者の自伝。 主任設計者としての技量、仕事、知識に関しての考えが凄い。 分野が違いの設計者としてすこしでも参考にしたい。 2021/01/03
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- 和書
- る