内容説明
「関係詞は受験英語では?」そんなことはありません。関係詞は実用英語の必須アイテムです。関係詞がきちんと使えなければ、あなたの英語は子供レベルのカタコト英語。本書は、洗練された大人の英語を使いこなすための関係詞(関係代名詞・関係副詞・関係形容詞)の正体と底力を紹介します。
目次
序章 関係詞の正体
第1章 基本関係詞の使い分け
第2章 関係詞を使いこなす
第3章 読む際の注意事項
第4章 前置詞+関係代名詞
第5章 whatとwhatever
第6章 使う際の注意事項
著者等紹介
佐藤ヒロシ[サトウヒロシ]
本名、佐藤浩司。早稲田大学教育学部英語英文学科卒。代々木ゼミナール英語科講師として、大学受験科、東大クラス・早大クラスを中心に「英語構文精解」や「英語長文読解」、「早大英語」、「国公立英語」などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobu A
9
一般的な文法書では関係詞に割かれているのはせいぜい10頁程。関係詞だけ扱っている本著がどれだけ網羅しているかは明白。ビートルズの名曲「All you need is love」(愛こそはすべて)は世紀の誤訳だと冒頭で筆者が主張。面食らったが、読み進めると関係詞がどれだけ奥が深いが分かり、腑に落ちる解説が待っていた。例文や練習問題も多く、理解を確促進。体系的に学べる心強い1冊。ただ、使用頻度が比較的低くて難解なのも結構あり、少なくとも数回は理解を深める勉強が必要。習得出来たら見える景色が変わるだろうな。2020/02/28
てながあしなが
8
かねてより読みたかった本。塾に置いていってコツコツ読んでいたが、ようやく読了できた。whose+名詞をセットで一つの関係詞と捉える、という説明は、よく考えればそうなんだけど意外と浮かばなかった説明。then(than)やasの本質に納得。他は、割と既知の内容だったが、きれいにまとまっていて、関係詞について理解を深めたい際にはぴったり。個人的には、佐藤ヒロシ氏の著書は「なぜ?」に対する細やかな気配りが感じられて好き。次は、積んである「東大英語が教えてくれる英文正読の真相55」だな。2017/12/25
れると
6
なかなか読み終わらなくてしんどかったです(泣)。読みやすくてわかりやすいとは思ったけど、そもそも自分の英語力が低いのと、著者の本を読むのが3冊目か4冊目かでちょっとあきてきたのと...そのへんが理由かな。内容では「名詞欠落文」という言葉はいいなと思ったけど(「不完全な文」と言うにしても)、ほぼ問題を解くためだけの方法としか思えなくて。例えば、She has a boyfriend who can speak French.という文なら、2017/11/12
たか
4
順番に読んでいる底力シリーズ。今回はこちらを。2020/04/25
niko
1
英語の参考書を読むのも久しぶりです。関係詞の基本から始まって、けっこう複雑な文までいろいろ出てきます。とても分かりやすくすぐ読めていいのですが、たとえば「頭でっかち」な文など、あまりよろしくない文もたくさん出てくるので、参考にするには注意が必要です。全体的にパズルを解いてるみたいで楽しかったです。2012/02/05