内容説明
本書は、書くために欠かせない英文法の知識を体系的に学習しながら英文法を実践的に体得し、英作文力の基礎を作ることを目指したものです。「現在形/過去形」「可算名詞/不可算名詞」など学習者に誤解を与える文法用語や学校英文法の問題点をも矯正していきます。本書の和文英訳を通して生きた英文法を体感すればあなたの英作文力は飛躍的に向上するでしょう。
目次
第1章 時制
第2章 助動詞
第3章 準動詞
第4章 冠詞
第5章 文体
第6章 対比
第7章 比較
著者等紹介
小倉弘[オグラヒロシ]
静岡県静岡市清水区生まれ。慶應義塾大学文学部英米文学科卒業。代々木ゼミナール英語講師
バーナード,クリストファ[バーナード,クリストファ][Barnard,Christopher]
帝京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Riopapa
9
積読状態だったが,英作文の勉強と思い立ってやってみた。日頃から疑問に思っていた問題がいくつか氷解した。一周したが,時々復習しよう。2017/03/05
Gatsby
9
英文を書くための文法の本。文法は大事だが、四者択一の問題を解く力が文法力ではなく、英語を書く・話す・読む・聞くことに繋げる文法力でないと。そう言う意味では、竹岡先生と、この小倉先生の英作文の本があれば、英作文力とそのために必要な文法力は十分に鍛えられると思う。英語教師が理論武装するにも最適の本で、生徒諸君には教えたくないぐらいだ、といのはうそで、ぜひ活用してほしい。特に難関大学や大学院にチャレンジする方、社会人で英語をもう一度という方にはおすすめ。2010/10/14
kapo54
6
やっと終わったー!!すごい達成感。日本人が苦手とするポイントを突いた解説が素晴らしい。新しい観点もたくさん得られた。語法やコロケーションの解説も豊富。でも、これを使いこなせる受験生は少ないだろうな。情報量が多いのでメリハリつけられる人向け。2017/09/25
よっしー
5
「英作文を勉強してはじめて文法がわかる」と指摘する著者に反論することは何一つない。というよりも、書けなければ読めない。作文力が読解力に大きな影響をもたらすのだということを改めて実感させられた。書く力と読む力は、ロミオとジュリエット以上に深くつながっている。本書に収められた例文は、丸暗記とまではいかないまでも、すべてノートに書き殴った。内容がてんこ盛りなだけあって、それはそれは悲劇的な作業だった。ちなみにこのシリーズ、あと3冊あるらしい。……読むべきか読まざるべきか、それが問題だ。2013/09/27
CHARA
4
単純に内容がおもしろい。 でも最初の方は忘れてしまった… 何度か読み返そうと思う。2017/06/16