目次
まえがき 「雅談に味あり」(発酵学者・食文化論者・東京農業大学名誉教授 小泉武夫)
まごころの込め方(料理研究家 辰巳芳子)
世に褒められない仕事を目指す(モリエールオーナーシェフ 中道博)
親方との運命の出会い(日本料理たかむら店主 〓村宏樹)
フランスへの恩返し 調理とサービスが一体となった食文化の発信(株式会社オフィス・オオサワ取締役 大沢晴美)
今後の地道な活動に心からのエールを送り続けたい(L’´evo(レヴォ)オーナーシェフ 谷口英司)
母の影響で蕎麦の道へ(翁達磨店主 高橋邦弘)
食と建築に共通するもの(株式会社佐藤総合計画代表取締役社長 細田雅春)
親に内緒で大阪の調理学校に体験入学(ナベノイズム Nabeno‐Ism エグゼクティブシェフCEO 渡辺雄一郎)
料理上手な母の影響で輝かしい美食の世界へ導かれる(エディション・コウジシモムラオーナーシェフ 下村浩司)〔ほか〕
著者等紹介
中村勝宏[ナカムラカツヒロ]
1944年生まれ。鹿児島県阿久根市出身。1962年県立阿久根高校卒業。1962年~1970年神奈川県の箱根「ホテル小涌園」、「横浜プリンスホテル」で修業。1970年6月渡欧。スイスチューリッヒの「ホテルアスコット」で1年間働く。1971年6月~、パリのレストラン「ルーレイ・ガストロノミック・パリ・エスト」、アルザスの「オー・ザルメ・ド・フランス」、プロヴァンスの「ロアジス」、パリ「ラ・マレー」などフランス各地の名だたるレストランでセクションシェフとして働く。1978年7月~1982年12月パリのレストラン「ル・ブールドネ」(別名「レストラン・ラ・カンティーヌ・デ・グルメ」)のグランシェフ(総料理長)として勤め、1979年、日本人として初めてミシュランの一つ星を獲得し、以後4年間その星を守り通す。1983年7月~1984年10月パリのレストラン「エスカルゴ・モントルグイユ」でグランシェフとして勤める。1984年12月帰国後、東京・飯田橋のホテルエドモント(現:ホテルメトロポリタンエドモント)の開業とともにフランス料理レストラン「フォーグレイン」の料理長を含むレストラン部門の統括調理長を経て、取締役調理部長に就任。1994年6月常務取締役総料理長に就任。SOPEXA(フランス食品振興会)、FFCC(フランス料理文化センター)などへの協力等を通して業界発展に寄与する。2005年7月日本ホテル株式会社取締役、JR東日本ホテルチェーン特別料理顧問、ホテルメトロポリタンエドモント名誉総料理長に就任。2007年12月ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ総料理長。2008年7月北海道洞爺湖サミット2008総料理長。2013年6月 2013年6月日本ホテル株式会社取締役統括名誉総料理長及びホテルメトロポリタンエドモント統括名誉総料理長に就任。2015年6月クルーズトレイン「TRAIN SUITE四季島」(JR東日本/2017年5月運行開始)の料理監修。2017年5月日本初の国連食糧農業機関(FAO)親善大使に就任。2018年6月日本ホテル株式会社特別顧問統括名誉総料理長に就任。2019年3月東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会選手村メニューアドバイザリー委員会委員に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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