内容説明
利得に走らず、会社の都合にも巻き込まれず、本当にお客様のためになることを考え、想い、綺麗ごとを貫こうとした営業チームの物語。
目次
第1章 メンバー細川
第2章 リーダー遠藤
第3章 細川の葛藤
第4章 遠藤の変化
第5章 綺麗ごとを貫く男たち
著者等紹介
香月敬民[カツキタカオミ]
昭和50年福岡県生まれ。立命館大学文学部哲学科卒業。住宅メーカーで15年営業をした後、売り手側から離れた立ち位置でお客様の家づくりをサポート出来るようにと、マイホームプロデューサーとして独立。ハウジングストーリー代表。「家づくりお助け隊」としての活動もしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こうせいパパ
44
住宅業界の営業マンの物語。ストーリーの面白さに最初から引き込まれ、物語を楽しみつつ日常生活や仕事での「指南書」として位置づけられる本だと感じた。特に響いたのは、「現状を壊すのは簡単なんだ。否定するだけでいいからね。大切なのは、壊すことではなく、突き破ることだ。壊すことは立ち止まっていても出来るが、突き破るためには立ち止まっていては出来ない。踏み出さなければ突き破るということは出来ない」。たまたま、著者と、物語中のモデルの方、両名とお会いする機会があったのだが、物事は「縁」の連続なのだとつくづく感じる。2014/08/31
kuma
0
また1ヶ月後に読もう。家を売る。営業という仕事。生きる、ために大切なこと。2014/12/25
kumax
0
綺麗ごとを貫く。商売人というよりむしろ職人気質めいたものを感じさせる。利益獲得を最優先しがちな昨今、大切な何かを忘れていたのではないかと思う。と同時にその言葉の新鮮さが心の中に響きわたった。 本書の副題は「伝えたい言葉」「届けたい想い」だ。それらがうまくストーリーに織り込まれ、分かりやすく読み進めた。 そんな中、実際にマイホームプロデューサーとの出会いが実現した。家を買うには複雑な仕組の中で、買い手にとって非常に労力を要するが、この存在は本当に頼りになったし、本書でその価値が更に分かった。2021/04/26