出版社内容情報
14歳で障がい者となり、四肢麻痺、発語不能、嚥下障がい、視覚障がいなどの重複障がいを抱え、24時間の見守り介助を必要とする著者。外界とのコミュニケーションを完全に閉ざされた彼が、獲得した手段とは何か? 絶望の淵にたった14歳のあの日から、大学院生として学びの日々を過ごす今の姿まで……メンドクサクもタノシイ日常を、工夫を凝らし明るく生き行く、ダイスケの日々。
目次
第1部 伝え・受け取り・生きる―私の暮らし(世界にたった一つのコミュニケーション;食べる・動く・遊ぶ―介助者とともに)
第2部 障がい者になった日―生死の淵からの帰還と運命を変えた出会い(帰還―ICUでの一〇〇日間;医療―障がい者になる;転院;学校と進路)
第3部 学びはやめられない―大学生活とこれからの道(大学へ入ろう―受験から入学まで;大学生活と学問;学びの第二章の幕開け―立命館大学大学院へ)
著者等紹介
天畠大輔[テンバタダイスケ]
1981年広島県呉市生まれ。1996年若年性急性糖尿病により救急搬送された病院での処置が悪く、心停止を起こす。約3週間の昏睡状態後、後遺症として四肢麻痺、発語不能、嚥下障がい、視覚障がい等重複障がいを抱える。母が「あ・か・さ・た・なコミュニケーション」を見つけだし、外界とのコミュニケーション方法を獲得する。2004年ルーテル学院大学総合人間学部入学。2010年立命館大学大学院先端総合学術研究科博士前期課程入学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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