夜明けか黄昏か―ポスト・ソビエトのロシア文学について

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夜明けか黄昏か―ポスト・ソビエトのロシア文学について

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  • サイズ B6判/ページ数 321p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903619842
  • NDC分類 980.2
  • Cコード C0098

目次

第1章 偉大なるロシア古典文学はロシアでは不要品?(序文にかえて―ソビエト時代の子どもと現代の子ども;ソビエト時代の子どもと本―私の場合 ほか)
第2章 夜明けか黄昏か―ソ連邦崩壊と「新しい」ロシア文学(いかにしてすべてが始まったのか、そしてどう終わったのか―ポスト・ソビエト文学の歴史への旅;再度、女性について―「恋愛小説」または「マダムの」ロマンス、「ラブロマンス」、「グラマラス」ロマンス ほか)
第3章 日本、わが愛!―ロシアで誰がなぜ日本文学を愛好しているか(「感動」のある愛;日本への愛の四つの時期 ほか)
第4章 霧に包まれた成らざる夢の岸辺(子ども時代の夢;いかにして私は翻訳者になったか ほか)

著者等紹介

ドゥトキナ,ガリーナ[ドゥトキナ,ガリーナ] [Дуткина,Галина]
日本学者、歴史研究者、広範な分野の文化研究者。モスクワ国立大学付属アジア・アフリカ大学卒。人文科学准博士(1992年取得、ロシア科学アカデミー東洋学研究所)。ジャーナリスト、日本語および英語の文学作品の翻訳家でもある

荒井雅子[アライマサコ]
富山大学人文学部卒業、同人文研究科修了。関東学院大学経済学部ロシア語非常勤講師、2007年よりロシア文化フェスティバル日本組織委員会嘱託(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ケイ

126
日本文学者・翻訳者で、円地文子の「女坂」の露語への訳者とは驚くが、内容は院生の論文のようだと言えば言い過ぎか。ドストエフスキー、トルストイ、プーシキン等の文豪は今はロシアで読む人が少ないこと、共産党体制下では発禁で外国に訳され出版された名作(ソルジェニーツィンやグロスマン等)はペレストロイカの時に一気にロシアで読めるようになった。その奔流の後、ロシア文学そのものが黄昏の時期に入ったのか、次の文学時代の夜明けを待っているのか意見の分かれる所らしい。個人的に精読する内容ではないと思う。2018/05/18

lico

4
発売当時に読んだ時はいまいち分かりづらかったのですが『現代ロシア文学入門』を読んだ後にふと思い出して軽く流し見したところ、想像以上にきちんと00年代以降のロシア文学について書かれていて驚いた。ただし、訳文も含め非常に読みにくい。日本人向けに書かれたと述べられているが、事前にある程度の作品や作家についての知識がないとわかりにくいと感じた(作家や作品だけが羅列されることが多く、しかもほとんどが日本では未訳の作品のためそれらの作品がロシア文学に占める位置が非常に見えずらい)。時代を先取りしすぎた本というべきか…2022/09/26

Shun'ichiro AKIKUSA

3
ほかのレビュワーにはなかなか厳しい評価もされているが(そして基本的にその通りだと思うが)、著者の個人的な見解が率直に語られている点は証言として貴重で勉強になった。特に日本文学翻訳者としての著者の実感、仕分けされたJLPPの問題点などインサイダーから語られているのは貴重。あのプロジェクトについての外国からの話もぼちぼちでてきているし、総括すべき。2018/05/30

工藤 杳

3
何ら責任を負わないネットレビュアーとしての権限をもって言いますが、真剣に扱わなくて良い本だと思う。まず原著がほとんどネットレビューの引用から成っていて書籍にする意味がよくわからない。そしてこの荒井という方の翻訳ですが、生活ジャーナル等から出ている過去作と同様、勉強不足が目立ちます。揚げ足をとるのは嫌いですが、敢えて言わせてもらうと:「魔法リアリズム」とかプラトーノフの「若者の海(?)」とか。また邦訳のあるタイトルは、それに対する態度はともかく邦題を参照すべきだと考えます(エリザーロフやウリツカヤ)。2018/04/24

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