内容説明
「ねぇ、おとうさん、せかいはどれくらいひろいの?」「じぶんでたしかめてみたらどうだい?」おとうさんもぐらは、こたえました。もぐらは、せかいのひろさをたしかめようと、せかいをたびします。さむいほっきょくから、みなみのじゃんぐるまで、たびのとちゅうで、たくさんのどうぶつたちにであいます。せかいはどれくらいひろいのか?ちいさなもぐらの、そうだいなたびのものがたり。
著者等紹介
テッケントラップ,ブリッタ[テッケントラップ,ブリッタ][Teckentrup,Britta]
ドイツハンブルグ生まれ。ロンドンのセントマーティンズ・カレッジ・オブ・アート、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学ぶ。子ども向け絵本および挿絵の分野で活躍しており、絵画展も多数開催されている。共にアーティストである夫、息子と一緒にベルリンで暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瑪瑙(サードニックス)
33
世界はどれくらい広いのだろう?疑問に思ったもぐらの子どもが父親に尋ねます。父親は自分で確かめて見たら?と薦めます。子供は旅立ちます。いろんな生き物たちに手伝ってもらいながら旅した子供が、家に戻ってきて、父親に世界はどうだった?と尋ねられた時の答えが良かったです。2025/06/28
イケメンつんちゃ
30
ヴェローチェエラ 2025年7月5日 世間では まことしやかに 世界が超ヤバい事に いよいよ世紀末が 55歳定年制早期実現 暑さと疲れなのか 目が覚めたら 9時やった 木曜日は燃えないゴミの日 つんちゃんママに聞いてみました 出したよ 玄関に生ゴミ生麦生たまご やっちまった あの人は鋼の心臓 1㎜も動じません 何回もくるは くるか まさにご都合主義 そんな日常をお暮らしのアナタ 美しい光景を望んでいるアナタ 絵だけでも美術館 マクドナルドのドライブスルー 9ヶ月でクビになった困ったちゃん エキサイトバイオ2025/07/03
Cinejazz
20
〝ある朝、小さなモグラが不思議そうに聞きました。「ねぇ、お父さん、世界はどれくらい広いの?」お父さんモグラは、少し考えて応えました。「自分で確かめてみたらどうだい?」それを聞いた途端、小さなモグラは、巣穴から外へ飛び出していきました…〟世界の広さを自分の目で見てみようと、寒い北極から熱帯のジャングルまで駆けめぐる小さなモグラ…ドイツの絵本作家<ブリッタ・テッケントラップ>が、世界に目を向けて成長していく子どもの姿を、やさしい視線で語り紡いだ絵本。 2025/07/07
たーちゃん
18
息子と読んでいて、これは小学校の読み聞かせで読みたいなと思いました。君たちの世界はこれから自分でいくらでも広げていけるんだよということを伝えたいです。2024/12/01
ヒラP@ehon.gohon
17
自分の世界はどのくらい広いのでしょうか。 改めて考えると、知っている世界、行動する世界、様々に考えられるお話です。 行ったことのない場所は、自分の世界ではないような気がします。 世界は自分の限界と近しいような気もします。 子どもたちには、広い世界を実感してもらいたいと思います。 大人としての役割も感じます。2025/06/20