ウォール街の崩壊の裏で何が起こっていたのか?―セルサイドからバイサイドへの勢力の逆転を現場の声で伝える

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  • サイズ B6判/ページ数 296,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784903532486
  • NDC分類 338.253
  • Cコード C3034

内容説明

セルサイド(伝統的な商業銀行と投資銀行)とバイサイド(成り上がりのヘッジ・ファンドやプライベート・エクイティ会社など)という巨人2人の間の権力闘争を追跡。このダイナミックな分野で起こっていることや、古いセルサイドの門番から新しいバイサイドのプレーヤーへという権力のシフトの背後にある要因について、詳細な説明を展開している。変化の原動力(流動性と金融技術)と変貌の立役者(ヘッジ・ファンド、プライベート・エクイティ会社、金融企業家、寄付金基金、取引所、政府系ファンド)を検証し、戦いにおける勝者と敗者にとっての戦略的な意義を概観。2008~2009年にかけての金融危機を教訓として、新たな対応策の提案も行っている。

目次

1 ウォール街変貌の原動力(流動性の大海原;デジタル時代の金融情報;プライム・ブローカレッジの集会所)
2 ウォール街変貌の立役者達(ヘッジファンド:バイサイドのプレーヤー、セルサイドの敵;プライベート・エクイティ:バイサイドのプレーヤー、セルサイドの友;企業家から寄付金基金まで:バイサイドの触媒 ほか)
3 ウォール街崩壊の現実と将来(セルサイドの被害、バイサイドにとっての意義;バイサイドの被害、セルサイドにとっての意義;規制面での意義 ほか)

著者等紹介

ゴールドバーグ,リチャード[ゴールドバーグ,リチャード][Goldberg,Richard]
リーマン・ブラザーズ、ラザード、ワッサースタイン・ペレーラなどで通算25年間の勤務経験を持つウォール街のベテラン。金融機関を相手とするバンカーとして金融サービスの転換にかかわる取引に数多くの助言を提供してきた。コロンビア大学国際公務大学院の教員であり、ボストン・カレッジのキャロル経営大学院やブランダイス大学の国際経営大学院で教鞭を取った経験もある

田村勝省[タムラカツヨシ]
1949年生まれ。東京外国語大学および東京都立大学卒業。旧東京銀行で調査部、ロンドン支店、ニューヨーク支店などを経て、関東学園大学教授、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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