内容説明
「日本の鉄道の父」井上勝、「投機界の魔王」雨宮敬次郎、「地下鉄の父」早川徳次など12人の巨人たちの生涯を再現し、彼らがなぜ鉄道に心血を注ぎ、どのような哲学のもとに活動したかを描き出す。
目次
エドモンド・モレル
井上勝
ウォルター・フィンチ・ページ
雨宮敬次郎
後藤新平
根津嘉一郎
島安次郎
関一
小林一三
木下淑夫
早川徳次
五島慶太
著者等紹介
小池滋[コイケシゲル]
1931年生まれ。東京大学文学部卒業後、東京都立大学や東京女子大学で英語・英文学の教師を勤めた
青木栄一[アオキエイイチ]
1932年生まれ。東京教育大学大学院理学研究科博士課程(地理学)修了。理学博士。東京学芸大学名誉教授。日本地理学会名誉会員。鉄道史学会会長、歴史地理学会会長などを歴任。主として交通地理学の研究に従事
和久田康雄[ワクダヤスオ]
1934年生まれ。東京大学卒業後、運輸省、日本民営鉄道協会、日本鉄道建設公団などに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
最終バック九番手
1
さらっと上辺をなぞっただけの章もあれば定説をくつがえす発見が書いてある章があったりと著者によるバラツキが大きい…根津とか五島は盛り上がってきたところで唐突に終わっていてモヤモヤする…第1刷:2010年6月5日…本体2500円2010/10/08
かー
0
エドワード・モレルさんの日本への貢献は、いつ読んでも心が温かくなる。日本人妻説ってガセだったのか。あ、内容は短い論説集。玉石混交。取り上げられているのは「エドモンド・モレル」「井上勝」「ウォルター・フィンチ・ページ」「雨宮敬次郎」「後藤新平」「根津嘉一郎」「島安次郎」「関一」「小林一三」「木下淑夫」「早川徳次」「五島慶太」。お雇い外国人2人に関する内容がおすすめ。木下淑夫さんの著書が読みたい。2010/09/27