内容説明
ダ・ヴィンチが「モナ・リザ」のモデルにしティツィアーノが肖像を描いた美貌の侯爵夫人。知略にたけて大胆、華麗にして英邁、権謀術数渦巻くルネサンスの宮廷を舞台に、女性としての自己実現と、自国の平和と独立をかちとるために闘い続けた、イザベッラ・デステの愛と生涯。
著者等紹介
ベロンチ,マリーア[ベロンチ,マリーア][Bellonci,Maria]
1902年ローマに生まれたイタリア文学界最大の女流作家。1939年、『ルクレツィア・ボルジア』でヴィアレッジョ賞を受賞。その後、『ゴンザーガ家の秘密』(1947年)、『ヴィスコンティ家のミラノ』(1956年)、『汝、優しき毒蛇』(1972年)などの作品を発表するかたわら、夫ゴッフレードとともに、戦後イタリアで最も権威ある文学賞ストレガ賞を創設して、若い文学者に希望の光を与えた。1986年5月に他界
飯田熙男[イイダヒロオ]
1934年生まれ。早稲田大学卒業。コピーライターを経て、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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