内容説明
初めてとりくむ学生から、臨床現場で働く専門家まで、被検者の実像に迫る解釈へのヒントの宝庫。
目次
1 ロールシャッハ・テストについての基本的な考え方
2 テストの実施について
3 スコアリングについて
4 結果の分析・解釈について
5 分析・解釈の実際
増補1 今日話題の症例にみるロールシャッハ反応
増補2 特殊な反応のスコアリングと解釈
補足 ロールシャッハ法の習得・スーパーヴィジョンについて
著者等紹介
上芝功博[ウエシバヨシヒロ]
1935年、京都生まれ。京都大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業後、法務省の心理技官となり、主として非行少年の診断・鑑別業務に従事し、1995年、東京少年鑑別所長を最後に定年退職。以後、千葉大学教育学部教授、甲南大学大学院非常勤講師を各5年勤めた。現在は法務省矯正研修所非常勤講師。『ロールシャッハ法研究』誌、前編集委員長。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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