Wakuwakuときめきサイエンスシリーズ
バイオロギング―最新科学で解明する動物生態学

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784903473505

内容説明

動物の体にセンサやカメラを取り付けたら…動物研究の分野に革命を起こしたバイオロギング、新しい発見が次々と…。

目次

第1章 バイオロギング入門
第2章 ウミガメ
第3章 海の哺乳類
第4章 魚類
第5章 鳥類
第6章 バイオロギングでこんなことまで!
資料編 日本バイオロギング研究会の概要

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tatsuya

2
動物に各種計測機器を取り付けて行動のログを取って解析し、動物の生態を明らかにするバイオロギングの実例が多数紹介された本。生物好きで本業がITな自分にとっては読んでてとっても美味しい内容だった。総勢50名近くの様々な研究者の研究の苦労話が読めて単純に面白い。事例が多過ぎてちょっとまとまりがない感はあったけど。富士山にクジラを探しに行く話が特にインパクトがあった。というか「富士山にクジラを探しに行く」っていう文のフレーズがもう既に面白すぎるしシチュエーションも凄すぎる。2014/09/18

Tsukasa Fukunaga

2
動物に加速度計測器や深度計測器をつける事によって、野外での自然な行動を観測するというバイオロギングについての本。難しい記述はほとんどなく、写真や図を丁寧につけているためわかりやすい。1つのテーマは4Pほどと短く、オムニバス形式で構成されており多様なテーマが紹介されているのも良い点。一方、研究例が多すぎて、似たような話も多く最後は若干食傷気味になってしまった。2014/04/12

Ryou Hikosaka

2
バイオロギングとはバイオ(生き物)+ロギング(記録を取る)を組み合わせた和製英語。 生物に小型カメラやGPSや加速度計などの各種センサーを取り付けて生態を研究した成果が専門外の人にもわかりやすい形で紹介されている。 記録を取りおわったあとのロガー(センサー類)の回収についてのノウハウや苦労話も紹介されていて面白い。 「富士山にクジラを探しに行く」話がなかなか壮絶でよかった…。 2012/05/12

kuirou

2
バイオロギング研究に携わる方々の研究レポートを4ページづつ集めた本。それぞれの語り口にばらつきがあるものの、生物を相手に自然の中で悪戦苦闘する様は、研究としての難しさを超えてとても楽しそう。ペンギンなど、いくつかの興味ある研究は、現在の研究成果を詳しく知りたくなったが、どこで入手できるのだろう?2010/05/04

YM

0
バイオロギング—最新科学で解明する動物生態学 (WAKUWAKUときめきサイエンスシリーズ)2012/06/11

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