内容説明
建築家、舞台美術家、版画家、考古学者、古物愛好家、インテリアデザイナー…近代から近代に移り変わる18世紀イタリアで活躍したジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージの生涯と作品をたどり、新しい時代に与えた「幻想」の源を追う。
目次
第1章 ヴェネツィア最後の輝きとピラネージ
第2章 ローマ滞在とヴェネツィア帰還
第3章 アカデミー・フランセーズ前の版画店
第4章 “ローマの景観”
第5章 “ローマの古代遺蹟”と人間関係の変化
第6章 謎の版画集、幻想の“牢獄”
第7章 パラッツォ・トマティに自分の店を構えて
第8章 二つの聖堂建築
第9章 ピラネージの晩年と没後
第10章 ピラネージの世界とその影響
著者等紹介
長尾重武[ナガオシゲタケ]
武蔵野美術大学名誉教授。工学博士。1944年生れ。1967年東京大学工学部建築学科卒業後、大学院博士課程満期退学、年東京大学工学部助手、東北工業大学建築学科助教授を経て、1988年より武蔵野美術大学建築学科助教授・教授、学長を務めた。専門はイタリア建築史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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