内容説明
働く人と仲良く。お客さまと仲良く。取引先と仲良く。
目次
1 日本の外食に欠けているもの、それは、「共苦」の精神
2 テーブルサービスは、イートインのお客の満足を高めることに専心すべきだ
3 「看板の1品」を持たない店は見向きもされない時代に入った
4 固い岩盤を打ち砕ける「1品」を持たなければ、チェーンは成功しない
5 生産性の過度の追求が、外食の多様性とダイナミズムを殺してしまう
6 「食品ロス」と「長時間営業」。この2つで、外食業はヤリ玉に挙げられる
7 テーブルサービスのサービスレス化でますますファストフードにお客を奪われている
8 オフプレミスとリモートに頼り過ぎた外食は、立ち直れない
9 経営トップが引きこもりで、お客は外出してほしい。虫が良すぎる話だ。
10 値上げしても、サービス力を強化すれば、客数減を抑えられる
11 テクノロジー武装で激しく進む、テーブルサービスの業態変質
12 「安くていい食材」なんて、もうこの世には存在しない
13 メニュー拡大と価格帯の間延びで、「何屋」だかわからなくなっている
14 値上げに臆病になろう。主力商品1本で戦う覚悟を持とう
15 スキマバイト派遣依存で、人材育成の土台が腐り始めている
16 アメリカには、ロボットはいなかった。お客の嫌がることはしない
17 もう一度、噛みしめよう。チックフィレの9つの深い格言
18 業態力がない店は、客単価が乱高下する
19 なくなると本当に困るという外食業のなんと少ないことよ
20 値上げすれば、働く人の待遇が改善される、はウソ
著者等紹介
神山泉[カミヤマイズミ]
外食経営誌『フードビズ』主幹。(株)エフビー代表取締役。1947年生まれ。1972年早稲田大学法学部卒業後、(株)柴田書店入社。2002年7月(株)エフビーを設立し、翌1月『フードビズ』を創刊。雑誌編集者として50年以上にわたり日本の外食業界をつぶさに取材。草創期から現在に至る日本外食産業史の生き証人である。『フードビズ』の執筆や講演において展開する外食業への論評・提言は、外食経営者の指針となるものとして高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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