内容説明
もるもくんがあたまにぴょんととびのると―あら、ふしぎ。みんななんだかハッピーになっちゃって、うきうきわくわくおどりだすよ!よめばかならずハッピーになる斉藤洋の新感覚・幼年どうわ。小学校1年生から。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
東京生まれ。亜細亜大学教授。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞、88年『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞、91年に路傍の石幼少年文学賞を受賞
江田ななえ[エダナナエ]
北海道生まれ。1997年セツ・モードセミナー美術科卒業。書籍や雑誌、広告など幅広い分野でイラストレーターとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
49
ある雨の日、もるもくんが降って来て1年生の頭の上に止まりました。するともるもな気分になって・・。表紙のイラストに惹かれて借りたのですが・・何ともシュールなお話でした。全てが「もるもな気分で」で片づけられているというか、この「もるもな気分」ってどんな気分なんだろうって思いました。それにしても授業を脱け出して色んな教室を巡っていくって・・現実だとかなり大変な問題ですよね。★★★2012/12/07
shiho♪
12
低学年向け児童書。空から『もるもくん』がふってきて、一年生の頭にとまりました。…のっけからフシギ&シュールな世界です。 頭にもるもくんが乗ると、その子は『もるもなきぶん』になって授業を抜け出し、学校探検に。もるもくんが理科室のがいこつに飛び乗ると、がいこつも『もるもなきぶん』で踊り出します。 なんだかよく分からないけど、私も『もるもなきぶん』という謎フレーズに惹かれ始めました(笑) もるもくんとのお別れシーンもこれまたシュール🤣2021/01/19
遠い日
9
なんだかわからないけれど、もるもな気分は楽しそう!空から降ってきたもるもくん。学校のみんなをまきこんで、楽しい気分を盛り上げて、去っていった。何だったんだろうという疑問より、もるもな気分を思いきり味わうことの方がおもしろい。2017/02/04
ほんわか・かめ
6
もるもな気分がどんどん伝染していく。理由は分からないけど、だんだん楽しくなってくる様子が面白い。きっと読者にももるもな気分がうつった証拠だね。修学旅行で不在の6年生は残念ながら味わえませんでした笑 低学年から2025/03/14
頼ちゃん
6
ふしぎで、わけわかんないけど、楽しいからいいかな。2017/04/13
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- 和書
- 母親よ、大志を抱け!