現代「生活者」論―つながる力を育てる社会へ

現代「生活者」論―つながる力を育てる社会へ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 300,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784903426655
  • NDC分類 365
  • Cコード C1036

内容説明

他人まかせにしない、できることは自分で、一人でできないことは他者と支えあって。現代日本の歴史経験のなかで登場してきた「生活者」の実践をとらえ直し、新しい共同性・公共性の回路を見通す試み。

目次

第1部 生活者、再発見(歴史に「生活者」像を追う―戦時体制下から二一世紀へ;生活革命の幕開け―欲望モノ語りの終焉;グローバル/ローカルを結ぶ生活者の実践―生活クラブ・ジェンダー・オルタナティブ)
第2部 問い直される戦後経験―生きる現場からの検証(「男であること」の再編・変容・ゆくえ―労働者エートス・企業社会・家族;子どもを映す「文化と社会」―「道端」文化の創生;トライアングル(家族‐学校‐企業)の成立とゆらぎ)
第3部 生活者のネットワーク力(ネットワーク型コミュニティを生きる―もう一つの公共圏へ;「婦人」から「女性」へ、そして「おんな=女」のネットワークへ―何を主題化してきたか;女性と高齢者が担う「新しい働き方」の協同組合―その可能性と困難)

著者等紹介

天野正子[アマノマサコ]
1938年広島市生まれ。お茶の水女子大学卒業、東京教育大学大学院博士課程中途退学。専攻は社会学、とくにネットワーク論、ジェンダー研究、生活文化論。千葉大学・お茶の水女子大学教授を経て、東京家政学院大学学長、お茶の水女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。