感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鬼灯の金魚草
25
ごめんなさい、もっと御遺体の様子や苦しみ葛藤などがあると思ってたら、詩や宗教感、果ては童話まで。わたくしはグロを想像しておりました。罰当たりなわたくし。合掌。2017/07/22
あっちゃん
16
納棺夫としての部分は少しだけ、ほとんど葬儀の時に配られた冊子(宮沢賢治のよだかの星などが載っていた)のような感じ!後半に詩や童話、小説などがあって、それは惹き付けられた!2014/09/04
踊る猫
12
この本とこの歳になってめぐり会えたのは運命的とでも言うしかないのだろう。考えてみれば私は死体を見たことがないのだ。「死」を極端に忌避する風潮に異を唱え、親鸞の教えを氏なりの解釈で分かりやすく説き直す。科学や文学にも触れた箇所に氏の教養の深さが伺える。ここからは完全に繰り言になるが、個人的に活字を拾うことさえ吐き気を感じた時に読んだのでどのページも新しい発見があり、どの一文にも読み飛ばしてはならない「意味」を過剰に見出してしまった。だから冷静な感想など書けないのだが、あくまでメモ程度に読んだこと「だけ」記す2016/11/04
sine_wave
5
映画「おくりびと」の原点になった本。映画は2008年9月13日公開、本木雅弘主演、滝田洋二郎監督。 その頃、母が亡くなったので、この本を買いはしたが、読むきにならずやっと今読んだ次第である。納棺夫の話だけでなく、死について考察がなされている。2023/04/13
がんこちゃん
3
納棺師としての経験は最初の数十貢。著者自身小説家を目指していたらしく、宗教や科学的な話が多い。仏陀や親鸞が好きな方は納得できるかも。後半は著者の自薦詞、童話と小説だがどれも命について。生と死について選ばれ書かれている。死に恐怖感や嫌悪感がある方は一読されるとよいかも。2013/01/20
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