内容説明
組織営業力とは、文字どおり、組織として身につけるべき営業能力のことである。それは個々の営業担当者が有するスキルの問題ではなく、組織的な営業マネジメントの仕組みの問題であり、営業をマネジメントするリーダーシップや組織風土の問題でもある。組織営業力を高めるためには、企業として腰を据えたマネジメント改革に取り組まなければならないのである。
目次
第1章 組織営業の成功要因(外的環境要因:顧客に資源を集中する;内的環境要因:組織営業はなぜ失速するのか;組織営業力とは何か;組織営業力を診断する)
第2章 組織システムを点検する(資源配分;計画立案;役割分担;提案営業;進渉管理;動機づけ)
第3章 マネジメント風土を解析する(顧客指向;ポテンシャル重視;ビジョン共有;自己責任;コミュニケーション密度;多様性)
第4章 組織営業力の強化ステップ(総合診断;類型別に見た組織営業改革の道筋;組織営業のプロセス)
著者等紹介
松丘啓司[マツオカケイジ]
エム・アイ・アソシエイツ株式会社代表取締役。1986年に東京大学法学部を卒業後、アクセンチュアのコンサルタントとして企業変革プロジェクトを50件以上遂行。同社のパートナー職を6年間務めた後、2003年にエム・アイ・アソシエイツ株式会社を設立し、クライアントの人材力と組織力向上のためのサービスに従事している
鈴木智之[スズキトモユキ]
エム・アイ・アソシエイツ株式会社経営企画部長、マネージャー。慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、アクセンチュアのコンサルタントとして主に営業・マーケティング改革、組織・人材改革に関するプロジェクトを遂行。同社のマネジャー職を務めた後、2004年にエム・アイ・アソシエイツ株式会社に参画し、主に業界・職種ノウハウのパッケージ化サービスに従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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