内容説明
ホームレスと暮らす犬や猫たちを、無償で診察する女性獣医師。社会の片隅で肩を寄せ合い生きる彼らとの、やるせなくて自由で温かい日々。そして、やさしい希望の記録。
目次
第1章 山谷ブルース―東京に生きる野宿仲間と動物たち(たこつぼからドツボへ―初めての隅田川医療相談会;ウサギ・マジック―荒川河川敷ウサギのやさしい魔法 ほか)
第2章 Love me tender―大阪・釜が崎の自由と不公平(川から海へ―全国地域・寄せ場交流会;西成公園へ―初めての大阪・釜が崎 ほか)
第3章 Many rivers to cross―野宿仲間と越えていく壁(桜のなかのお別れ―信州のMさんの死;百年に一度のことをしよう―若者たちの挑戦 ほか)
第4章 People get ready―生きものみんなに明日が来るために(情報格差社会のなかで―知る権利と知らせる責任;トルエケが起こした奇跡―助け合いの経済 ほか)
著者等紹介
なかのまきこ[ナカノマキコ]
中野真樹子。1968年仙台に生まれ育つ。1988年より動物と人の共生を考える自由非組織「ひげとしっぽ企画」を主宰。動物実験や野生動物、犬猫の問題に取り組む。麻布大学獣医学部獣医学科を2000年に卒業、その後獣医師となる。「ALIVE(地球生物会議)」調査員、「IFAW(国際動物福祉基金)」日本事務所スタッフなどを経て、現在は往診専門の「ひげとしっぽ移動どうぶつ病院」をアパートの一室で営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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