野宿に生きる、人と動物

個数:

野宿に生きる、人と動物

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2023年12月08日 16時02分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903186788
  • NDC分類 649
  • Cコード C0095

内容説明

ホームレスと暮らす犬や猫たちを、無償で診察する女性獣医師。社会の片隅で肩を寄せ合い生きる彼らとの、やるせなくて自由で温かい日々。そして、やさしい希望の記録。

目次

第1章 山谷ブルース―東京に生きる野宿仲間と動物たち(たこつぼからドツボへ―初めての隅田川医療相談会;ウサギ・マジック―荒川河川敷ウサギのやさしい魔法 ほか)
第2章 Love me tender―大阪・釜が崎の自由と不公平(川から海へ―全国地域・寄せ場交流会;西成公園へ―初めての大阪・釜が崎 ほか)
第3章 Many rivers to cross―野宿仲間と越えていく壁(桜のなかのお別れ―信州のMさんの死;百年に一度のことをしよう―若者たちの挑戦 ほか)
第4章 People get ready―生きものみんなに明日が来るために(情報格差社会のなかで―知る権利と知らせる責任;トルエケが起こした奇跡―助け合いの経済 ほか)

著者等紹介

なかのまきこ[ナカノマキコ]
中野真樹子。1968年仙台に生まれ育つ。1988年より動物と人の共生を考える自由非組織「ひげとしっぽ企画」を主宰。動物実験や野生動物、犬猫の問題に取り組む。麻布大学獣医学部獣医学科を2000年に卒業、その後獣医師となる。「ALIVE(地球生物会議)」調査員、「IFAW(国際動物福祉基金)」日本事務所スタッフなどを経て、現在は往診専門の「ひげとしっぽ移動どうぶつ病院」をアパートの一室で営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

9
数ページ読んで、文体に非常に既視感があり、この人いったい何歳だ?とプロフィールをみたら1968年生まれ。似たものを感じたのは実は枝元 なほみで、こちらは1955年生まれ。人を動かすのに時代の雰囲気の影響はゼロではないと思います。何十年か前、定宿がなく家財一式をリヤカーでひっぱっている方の隣にはワンコがいることが多かった。そういう光景を目にすることがめっきり減ってしまった今、ワンコを伴う余裕もないくらい時代は貧しくなったのだなあ、と。野宿者とともに生きている動物に目を向けることができることが豊かさの印であ→2020/09/12

myaown

3
著者名うろ覚えで野宿の本を探すとヒットした図書館本(探していたのはかとうちあきだった)野に生きる動物に優しい社会はきっとヒトにも優しいと信じてとにかく行動する著者の日々を綴る。動物実験に反対の立場から野宿に生きるヒトや動物と関わることになったらしい。2010年頃のことなので現在どうなっているのか?がとても気になった。著者自身はバックパッカーを経て獣医師になり野宿仲間のそばで生きることを実践し続けている行動のヒトだ。少しでも理解を広め、読んだヒトの行動のキッカケになればと書かれたらしい。2018/09/03

Voodoo Kami

2
 まずはこの本を野宿ルポだと勘違いして手に取ったことを告白します。実験動物への疑問から、捨てられるペット、行き場を失い野宿者となった人々との関わりを通じて、獣医師となった著者による決して声高ではないけれど深い悲しみと怒りと、共生することへの希望が伝わってきます。ヒッピーの片山さんがかっこよすぎる。「誰かがきっとなんとかしてくれる」の誰かとは自分自身のことでは。知らずに見逃していることは多いけれど、知ってしまった以上見過ごせません。3.11以降の著者の活動も知りたい。装丁:来栖紀子 装画・挿絵:霜田あゆ美2015/05/08

TOKUMOTO

1
もとはペットであった捨てられた動物を、家族として暮らす野宿生活をする人々。それを支援する人々、著者は獣医として動物保護活動や人権活動ではなく、お世話になった恩送りとして、悲しさやつらさに共感して、苦しさを緩和するだけでなく幸せな姿を見たいと活動している。簡単に解決や回答があるわけではないが、ほんの少し、誰でも協力できるのではないかと考えさせられる。2020/02/17

c_cat

1
本作に登場する人物は全て魅力的であった。特に、カタヤマさんは際立っている。達観したとも思える彼の生き方は多くの人に影響を与えただろう。読後、間違いなく価値観は塗り替えられた。そんな本にこれからも巡り会いたい。2012/02/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/809692
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。